当社グループの役員・従業員の環境保全活動への関心と意欲を啓発し、環境経営をグループに浸透させるため、2005年度に「MOLグループ環境賞」を創設しました。毎年、当社グループにおける環境技術の開発・導入や環境活動等の中から優れたものを、各グループ会社の社長が集まるグループ経営会議の場で表彰しています。
第5回「MOLグループ環境賞」
最優秀賞:「船舶維新」プロジェクト及び技術研究所の取り組み
(株)商船三井 技術部、技術研究所

優秀賞:環境に配慮したタグボートサービス
日本栄船(株)

タグボート「ふぁるこん」
タグボート(曳船)サービスを行う同社は、2005年以降、常駐港以外に係留可能な前線基地(曳船用桟橋)を積極的に設置するとともに、各作業地点間の距離を短くするタグボートの配船上の工夫を継続実施しています。これにより、常駐港への帰還回数を減らし航海距離を短縮することが可能となり、CO2排出量を374トン(2009年度)削減しました。また、減速運航の実施、燃料油添加剤・LED蛍光灯の導入、AIS(船舶自動識別システム)の活用等による燃費向上にも取り組んでいます。減速運航の効果としては、CO2排出量1,336トン(2009年度)という大幅削減を達成しました。更に、船上排出ゴミの軽減・管理、生ゴミ処理機の個船設置といった環境保全活動を実施するとともに、グループ曳船会社にも共同研究会の場等を通じ、これらの活動の知識の共有と展開を図っています。
優良賞:兼用シャーシ使用によるCO2排出量削減
宇徳ロジスティクス(株)
コンテナ輸送サービスを行う同社は、2007年4月以降、伸縮することで20フィートコンテナ、40フィートコンテナの両方に使用できる兼用シャーシを45台導入しています。コンテナサイズが違う場合でもシャーシ交換の必要がなく、バンプール・シャーシ置場等への空回送を回避することが可能となります。2台のシャーシを1台の兼用シャーシに代替した本牧・大井埠頭間の輸送サービスの場合、年間38トン(45%)のCO2排出量削減効果があります。

20フィートコンテナ搭載時

40フィートコンテナ搭載時
優良賞:グリーンITの推進
商船三井システムズ(株)
同社は、グリーンIT(環境保護に配慮したIT技術)の導入推進の一環として、グループ会社向けレンタルPCの省電力型機器への代替を積極的に推進しました。また、サーバーの仮想化による物理的なサーバー数の削減に取り組み、当社グループのオフィスにおける環境負荷低減に貢献しました。
