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「船舶維新NEXT」プロジェクトの推進

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船舶維新NEXT ~MOL SMART SHIP PROJECT~

当社は、2009年に発表した「船舶維新プロジェクト」(*)に次ぐ新たな技術開発プロジェクトとして、「船舶維新NEXT ~MOL SMART SHIP PROJECT~」を発足させました。
本プロジェクトでは、当社の技術開発方針を、お客様を始めとするステークホルダーの皆さまと共有することで、顧客ニーズや技術シーズを効率的に広く収集します。
One MOLとして、それらを結び付けて顧客ニーズを満たす技術開発を進めることで、“安全運航”・“環境負荷低減”技術を深化させ、営業力の強化および企業価値の向上につなげていきます。

(*) 船舶維新プロジェクト : 商船三井の次世代コンセプトシップを構想し、構想の中で用いた要素技術の開発と具現化に取り組むプロジェクト。


プロジェクトのコンセプト

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洋上風力発電設備設置船事業への出資


Seajacks社が保有、運航する
世界最大級のSEP船“Seajacks Scylla”

当社は2017年3月に洋上風力発電設備設置船(SEP船*)5隻を保有、運航するSeajacks International Limited社(以下、「Seajacks社」) へ出資しました。
本件は、当社にとり新規の海洋事業となるとともに、欧州を中心に世界的に拡大する洋上風力発電の設置に関わることで、再生可能エネルギー領域への参画の第一歩となります。
今後も世界各地・各港の環境保全に寄与していくとともに、企業理念に則り、安全運航の徹底と海洋・地球環境の保全を積極的に推進していきます。

(*) SEP船 : Self-Elevating Platform。プラットフォームに海底着床、及び昇降の為の脚を装備し、プラットフォームを海面上に上昇させてクレーンによる洋上風力発電設備の設置作業を行う台船。プラットフォームを波浪の届かない高さまで上昇させて保持することにより、波浪中でもクレーンを用いた作業を行うことができる。洋上風力発電設備据付作業の他、油井/ガス井のメンテナンスを支援する作業等に従事している。

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メタノール燃料船

メタノールおよび重油の2元燃料に対応可能な低速ディーゼルエンジンを搭載


メタノール船“MANCHAC SUN”

2016年に竣工した当社が運航する50,000DWT型のメタノール船3隻は、メタノールおよび重油の2元燃料に対応可能な低速ディーゼルエンジンを搭載しています。
本エンジンは、C02およぴNOxの排出が通常の重油を燃料とするエンジンと比べて少ないことが特長です。メタノールを燃料として利用することで、船から出される排気ガスは、従来の燃料と比べて、硫黄酸化物(SOx)を99%削減、窒素酸化物(NOx)を18%、粒子状物質であるPMを99%、加えて二酸化炭素を10%減らすことができます。加えて、バラスト水処理装置を先行搭載、プロペラ前後に省エネ付加物を採用するなど、環境にやさしい最新鋭のエコシップです。
当社は、世界最大級のメタノール専用保有船社として、これまでに培ってきた経験、ノウハウを生かし、幅広い顧客ニーズに応えることで、メタノール輸送サービスのさらなる拡充に取り組むとともに、環境負荷低減に資するあらゆる技術の導入に積極的に取り組んでいきます。

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LNG燃料タグボートの建造を決定

大阪湾で初のLNG燃料船 船舶維新NEXTを推進


LNG燃料タグボートのイメージ図

LNG燃料は、SOx排出がほぼゼロとなり、NOx排出も大幅に削減され、CO2の排出量は従来の重油燃料に比べ、20%程度削減することが可能で、海上輸送による環境への負荷を大幅に削減するのに有効な手段です。
当社は2017年5月、LNG燃料タグボートを建造することを決定しました。本船は国内で初めて、本年1月に発効したIGFコード(*1)に準拠し建造されるLNG燃料タグボートとして、国土交通省の検査を受けます。
本船は当社が船主となり、金川造船(株)で建造し、ヤンマー(株)がLNG燃料エンジンを供給し、大阪ガス(株) (以下「大阪ガス」)からLNG燃料の供給を受け、日本栄船(株)が運航します。
本船を2019年4月に大阪湾に配備予定で、高性能Dual Fuelエンジン(*2)を搭載し高速航行と優れた環境性能をともに実現し、LNG燃料タグボートとしては初めて、大阪湾及び瀬戸内海を航行する大型貨物船等のエスコート業務にも対応できる仕様となります。本船の開発を機に、大阪湾では初めてのLNG燃料供給体制を整備していきます。
本船を「船舶維新NEXT ~MOL SMARTSHIP PROJECT~」の一環と位置付け、開発・運航を通して得られる知見やノウハウを今後計画する環境負荷低減型フェリー(ISHIN-II)をはじめとするさまざまな船種のLNG燃料船の開発や運航に生かし、LNG燃料船の技術発展や安全運航の強化を通じてLNG燃料の普及に積極的に取り組みます。

(*1) IGFコード : International Code Of Safety For Ships Using Gases Or Other Low-Flash Point Fuelsの略。ガス燃料及び低引火点燃料を使用する船舶に対する安全要件を規定するコードで、2017年1月1日より発効。

(*2) Dual Fuelエンジン : A重油とLNGそれぞれを燃料として使用できるエンジン。

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LNG燃料ばら積み輸送船の検討プロジェクト

LNG燃料ケープサイズバルカーの共同研究開始をDNV GL/Rio Tinto/BHP Billiton/Woodside/SDARIと合意


調印式の様子
(左から2人目:
(株)商船三井 常務執行役員 田中利明)

当社は、DNV GL(本社:ノルウェー)、RIO TINTO(本社 :オーストラリア/英国)、BHP BILLITON(本社:オーストラリア/英国)、WOODSIDE ENERGY (本社:オーストラリア)、SHANGHAI MERCHANT SHIP DESIGN AND RESEARCH INSTITUTE(SDARI、本社:中国)、と6社共同でLNG燃料ケープサイズバルカーの検討を始めることで合意し、シンガポールにて2017年1月20日に関係者出席の下、合意文書の調印式を行いました。
この共同研究プロジェクト“GREEN CORRIDOR(緑の回廊)”は、今後より一層厳しくなるNOx・SOx排出規制の国際条約発効に先行し、LNG燃料ケープサイズバルカーの技術面、経済性に関する研究を行うことを目的としています。

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商船三井フェリー(株)の「さんふらわあ ふらの」竣工


「さんふらわあ ふらの」

2017年5月に最新鋭フェリー「さんふらわあ ふらの」が就航しました。本船では二重反転プロペラおよびハイブリッド推進システムの採用により燃費効率および環境性能が大幅に向上しています。また節水型機器の取り付けにより環境に優しく清潔感のあるレストルームの設置、船内バリアフリー設備の拡充等で、「人にも環境にも優しいフェリー」を目指しました。
商船三井グループでは「さんふらわあ ふらの」に続いて、2018年までにこれらの特徴を備えた合計3隻の新造船が竣工予定です。今後もグループ一丸となって、安全・環境に配慮したフェリーの船隊整備を進めていきます。

20,000TEU型世界最大級のコンテナ船

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