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人材育成・安全対策

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安全運航の実現のためには、優秀な船員を安定的に確保・育成することが重要です。世界各地で優秀な人材を確保し、ハイレベルな教育・訓練を施すことにより、当社が求める高い士気と技能・知識を有する船員を育成しています。エム・オー・エル・トレーニングセンターでは、一般的な運航技術のみならず、船種に特化した運航技術の習得を図るため、座学による理論学習から、実機・各種シミュレーターを利用した実習訓練まで、多様な訓練を実施しています。

また、運航船での実践的な訓練を行うキャデット(職員候補生)訓練プログラム「Cadet Actual Deployment for Education with Tutorial (CADET Training)」や、経験豊富な船長・機関長が航海中の船に乗り込み、現場で直接助言と技術指導をする「OJTインストラクター制度」など、当社独自の制度を導入し、商船三井のシーマンシップを涵養していくための取り組みを行っています。

優秀な船員を世界規模で育成(MOL トレーニングセンター)

世界6ヵ国8ヵ所で船員研修所「MOL トレーニングセンター」を運営し、座学による理論学習から、実機・各種シミュレーターを利用した実習訓練まで、多様な訓練を実施しています。

エム・オー・エル・トレーニングセンターでの訓練受講者数

  2014 2015 2016
フィリピン 8,511名 6,114名 5,417名
インド 2,067名 1,405名 1,650名
欧州 1,046名 1,035名 1,067名

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運航船での実践的な訓練(新人船員教育プログラム)

新人船員の基礎安全教育用の訓練専用船「SPIRIT OF MOL」において培ってきた訓練のノウハウを継承し、2013年3月より新訓練プログラム「Cadet Actual Deployment for Education with Tutorial(CADET Training)」を開始しました。実際の運航船に専属のインストラクターとキャデットが乗船し、運航実務を生で体験できる環境下、少人数によるきめ細かな指導を行い、当社が要求する海技知識、安全に対する理念・精神を伝承することを目指します。キャデットと乗組員間の交流を通して、キャデットは自分の将来像を具体的にイメージできると同時に、乗組員は将来ともに安全運航を担う仲間として親身に指導する相乗効果を発揮しています。

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OJTインストラクター制度


係船作業を指導中の様子

ベテランの船長・機関長経験者が航海中の船に乗り込んで、動いている現場でしかわからない不安全行動や潜在危険を見つけ出し、その場で改善指導するものです。ニアミスや良い取り組み事例などの情報も各船に展開し、現場における危険に対する感度を高め、ヒューマンエラーの防止に役立てています。

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当社独自の船員教育・訓練のプログラムを導入

- MOL Rank Skill Training & Evaluation Program -

乗組員の職位ごとに必要とされる知識や技能に関する要件を定めた教育・訓練プログラム「MOL Rank Skill Training & Evaluation Program(MOL RankSTEP)」を整備し、昇進の要件の一つとして当社グループ船員全員に提供しています。この当社独自のプログラムの有効性が認められ、2012年にタンカー部門とLNG船部門において、ノルウェー船級協会(DNV)より船員の資格要件管理システム(CMS)に適合する認証を受けました。

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海賊・テロ対策の強化

危険海域の航行を極力回避することが第一ですが、海賊の出没する海域では当直員を増員して、24時間の目視と暗視鏡やレーダーによる監視を強化しています。


写真提供:防衛省

アデン湾のIRTC(安全回廊)では、海賊に襲撃されやすい船舶については、日本の海上自衛隊をはじめ、外国の軍艦による護衛船団に参加して航行します。


船橋周辺に備え付けられたレーザーワイヤー

海賊による襲撃に備え、放水銃やレーザーワイヤー(鉄条網)を装備し、防弾チョッキやヘルメットなども装着しています。
また、万一海賊に乗り込まれてしまった場合には、乗組員はシタデルと呼ばれる船内の退避場所に退避し、乗っ取りを防ぐように行動します。堅固な構造のシタデルには、数日分の水や食料、外部との通信設備などがあり、軍艦などの救援が到着するまでの間、乗組員に危害が及ぶことを防ぎます。

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安全体感訓練

回転体巻き込まれの危険を体感(フィリピン)
回転体巻き込まれの危険を体感(フィリピン)

安全運航上の重点項目の一つである「労災撲滅」を達成するべく、船上の作業に潜んでいる「危険な事象」を疑似体験するものです。危険を予知する能力を向上させる上で有効で、2012年度より導入し、船員のみならず、陸上勤務の役職員や新入社員も受講しています。

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BRM訓練

回転体巻き込まれの危険を体感(フィリピン)
全方位視野に対応した高機能操船シミュレーター

事故事例の再現など、実際の船橋(操船室)と同じ状況を作り出すことができる操船シミュレーターを利用した訓練を実施しています。船長、航海士がチームワークを発揮し、情報を相互に有効活用しながら、エラーを防止し安全運航を達成することを目的としています。2012年6月には、民間企業として国内初となる全方位(360度)の水平視野と下方視野の機能を持った高機能操船シミュレーターを導入しました。
当社は、この訓練プログラムを世界6ヵ国にあるトレーニングセンターにも展開し、休暇中の船員に定期的に実施しています。

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