商船三井
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プレスリリース
2010年8月31日
 
「船上再ガス化装置付LNG船」に関する株式の一部譲渡について
 
東京ガス株式会社
株式会社商船三井
 

 東京ガス株式会社(社長:岡本 毅、以下「東京ガス」)の100%出資子会社である東京エルエヌジータンカー株式会社(社長:干鯛 和政、以下「東京エルエヌジータンカー」)と株式会社商船三井(社長:武藤 光一、以下「商船三井」)は、本日、商船三井が保有する「船上再ガス化装置付LNG船」に関する合弁会社※1の株式の1.5%を東京エルエヌジータンカーに譲渡する契約の締結を行いました。

 「船上再ガス化装置付LNG船」は、出荷基地で液化した天然ガス(LNG)※2を積荷として運び、船上で再び天然ガスに気化させて、海底に延びている天然ガスの受入パイプラインに直接送り込むことができます。また通常のLNG船として陸上のLNG受入基地にLNGを搬送することもできます。本船は、陸上にLNG受入基地の新設あるいは増設を行わずにLNGの輸入を可能にする、新しいLNGの輸送・受入技術の一つになります。

 商船三井は、Höegh LNG社(ホーグLNG社)※3と設立した合弁会社を通じて共同保有している「船上再ガス化装置付LNG船」2隻を、米国東岸ボストン沖合のLNG受入基地「Neptune LNG Deep Water Port(ネプチューンLNGディープ・ウォーター・ポート)」向けに、GDF SUEZグループ(GDFスエズグループ)※4に長期傭船しています。

 このたび、より柔軟なLNG輸送体制の構築のため、さまざまなLNG関連技術の知見蓄積を目指す東京ガスグループと、多様化する顧客ニーズに対応するため、幅広いLNG輸送サービスの提供を目指す商船三井との意向が合致し、ホーグLNG社の合意を得て、本合弁会社の株式の一部譲渡に至ったものです。

<全体概要図>

※1: SRV Joint Gas社(SRVジョイントガス社)が「GDF SUEZ NEPTUNE (GDFスエズ ネプチューン号)」を保有し、SRV Joint Gas Two社(SRVジョイントガスツー社)が「GDF SUEZ CAPE ANN(GDFスエズ ケープ アン号)」を保有。株式の一部譲渡後は、2社について、それぞれHöegh LNG社(ホーグLNG社)50%、商船三井48.5%、東京エルエヌジータンカー 1.5%保有。
※2: Liquefied Natural Gas(液化天然ガス)。天然ガスを-162℃まで冷却し液化させたもので、気体の状態に比べ体積は約600分の1となる。この性質を利用し、天然ガスをパイプラインで輸送できない地域にもLNG船などにより、大量輸送が可能となった。
※3: Leif Höeghグループ(レイフホググループ)のLNG船事業会社。本社ノルウェイ・オスロ。
※4: GDF SUEZグループ(GDFスエズグループ、本社フランス・パリ)のGDF Suez Global LNG Supply S.A.社向けに長期傭船中。GDF SUEZグループは、米国東岸の35キロ沖合に天然ガス受入基地を建設、従来の陸上LNG受入基地に加え、再ガス化装置を搭載した専用LNG船上で積荷のLNGを再ガス化し、海底パイプラインへ直接送出するプロジェクトを推進している。
 

<参考>

【船上再ガス化装置付LNG船の外観】

 
【荷揚げイメージ図】 【本船とブイの接続イメージ図】
ブイを船底に接続させ、ライザー(本船からパイプラインまでガスを輸送する鋼製ホース)からパイプラインを通じて、陸上の施設までガスを送り出す。
 

【米国東岸ボストン沖合の天然ガス受入基地「Neptune LNG Deep Water Port
(ネプチューンLNGディープ・ウォーター・ポート)」の所在地】
 
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