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「商船三井キッズ・クルーズ」実施
―海事思想普及を目的とした「にっぽん丸」への招待クルーズ-

2006年03月27日

CSR(企業の社会的責任)の一環として、「援助物資輸送」「環境保全活動」および「国際協力・海事教育」を活動の柱とした社会貢献活動に、当社は取り組んでいます。海洋国家であるわが国の将来を担う小・中学生に船や海洋への関心を一層深めてもらう機会として、児童・生徒およびその保護者合わせて300人あまりを招いた「商船三井キッズ・クルーズ」を3月25日から1泊2日で、客船にっぽん丸を舞台に実施しました。

横浜港大さん橋での受付や出発式、避難訓練の際には緊張気味だった「キッズ」の皆さんも、ブリッジ(船橋)見学や船内探検に続くさまざまなイベント(*)開催のころには、生き生きとした表情になって、各々興味を持った分野に参加。快晴の下でのデッキスポーツでは歓声が飛び交い、船上教室では真剣な表情で作業などに取り組む姿が多くみられました。
さらに船や航海、地球環境を守る海の大切な役目・素晴らしさに関する話を、横浜在住のイラストレーター柳原良平氏やにっぽん丸初代船長・澤山船長などが行い、子供たちは瞳を輝かせながら聞き入っていました。

「考えていた以上に船は大きかった。そのにっぽん丸に乗って広い海の上に出られたことが、一番良かった」(小4・男子)「いつも観られない星や星座を、船でたくさん観られてうれしかった」(小5・女子)「海や船のことが分かって楽しかった」(小6・女子)「「映画を見ているみたいだった」(中2・男子)「多くの催し物を企画されたスタッフに感心。来年も是非続けてほしい」(保護者)。参加者の皆さんからはこうした感想が。

「さようならー」。手を振りながら名残惜しそうな表情で下船する子供たちを、小・中学生の誘導やイベント進行にあたった社内ボランティアスタッフたちが見送りました。

招待概要
招待したのは、小学校4年生から中学校2年生までの児童・生徒と保護者の300人(150組)あまり。昨年夏から9月にかけて「海、船について思うこと」をテーマに作文を募集。多数の応募作から最優秀1人・優秀3人の計4人(4組)を選び、更に約150組を厳正なる抽選により決定。

イベント例(文中*)
「ロープワーク・手旗信号」教室、星座教室、海・船に関するクイズ、デッキスポーツ、
ナプキン折り教室、クラリネットの演奏会など。