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ウラジオストックの船員訓練施設 本格稼動・開設記念パーティーを開催

2006年04月17日

当社は企業理念に「安全運航の徹底と海洋・地球環境の保全」を掲げ、世界各地で船員訓練施設を運営し、安全運航の維持に欠かせない優秀な船員を確保・育成しています。船員供給の重要拠点のひとつであるウラジオストックにおいて、ウラジオストック海事大学(Maritime State University、MSU)と提携し、昨年8月31日当社トレーニングセンターを開設しました。各種研修資機材を導入し訓練体制を整備、運営しており、ディーゼル主機関操縦装置シミュレータを導入し本格的に稼動するのを機に、同センターの開設記念パーティーを開催しました。

開設パーティー概要
開催日:4月14日
場所:ベルサイユホテル(ウラジオストック)
来賓として、在ウラジオストック日本国総領事館、日系企業、ロシア海運及び港湾関係企業、ロシア政府学術関係者など約40名の出席を得た。総領事館の蒲原正義総領事、ウラジオストック海事大学セィディヒ学長をはじめとする来賓から祝辞をいただいた。当社を代表し相談役 堀 憲明が、開設に関する関係各位のご協力への謝辞に加え、今後さらに高まるロシア船員需要に対応した教育・訓練の重要性と当社の取り組みについて挨拶した。
 
ウラジオストックトレーニングセンター概要
名称:MOL トレーニングセンター(MSU-Russia)
開設地:Maritime State University 敷地内
主な研修内容:当社ロシア船員(職員・部員)の各種アップグレード訓練およびMSUの学生・卒業生に対する乗船前研修を行う。
・操船シミュレータを使用したBRM(Bridge resource Management)訓練、及び航海・操船研修
・ディーゼル主機関操縦装置シミュレータを使用した主機操縦装置研修
・冷凍コンテナ実機を使用した修理取扱に関する研修           
・カーゴハンドリングに関する研修
・電気・油圧機器に関する研修

以上