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新船型"116型バルカー(ハンディケープ)"を建造
-商船三井とサノヤス・ヒシノ明昌が共同開発-

2006年12月22日

(株)商船三井および(株)サノヤス・ヒシノ明昌は、11万6,000トン型バルカー(ばら積み船)を共同で開発し、2隻を建造します。2009年~2010年に竣工予定です。
サノヤス・ヒシノ明昌はパナマックスより大型の「次世代汎用型バルカー」の開発を続けていました。パナマ運河の拡張計画が2015年ごろ実現する見通しもあり、将来を先取りした「116型バルカー」の設計を商船三井とともに実現しました。

10万トン以上のケープサイズバルカーの中でも汎用性が高く、ニックネームを「ハンディケープ」と名付けました。

パナマ運河の拡張後、世界3大ばら積貨物(鉄鉱石・石炭・穀物)のトレードパターンは変化すると予想されています。港湾事情によって大型船の入港が依然制限される港での使用も可能であり、運河拡張を視野に入れた116型バルカー「ハンディケープ」は、時代を先取りした新船型として、今後ますます需要が高まるものと確信します。

新船型2隻の明細

・全長 245m
・全幅 43m
・喫水 15.3m
・載貨重量 約11万6000トン
・主機 MAN B&W 6S60MC-C