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宝山鋼鉄と長期輸送契約5隻目を締結
- 年間鉄鉱石輸送量1000万トンの目標達成へ-

2007年01月22日

当社は、このたび宝山鋼鉄(本社・上海)と5隻目の大型新造船長期輸送契約を締結しました。23万トン級の新造船を名村造船所で建造し、2009年前半に竣工の予定です。これにより、同社向け鉄鉱石輸送量において年間1000万トンを超える体制を確立し、メインキャリアーとして、今後も同社との関係強化を図ります。

【今回の契約概要】
2007年4月以降22年間にわたる西豪州・上海間の鉄鉱石連続航海輸送【新造船要目】

【新造船要目】

載貨重量 :228,000重量トン
全長 :319.60メートル
全幅 :54メートル
喫水 :18.1メートル

【背景】
今回の新造23万トン型鉄鉱石専用船による長期輸送契約の締結により、既に合意している20万トン型バルカー3隻(2007年1月、3月、5月竣工)並びに30万トン型鉱石船(2009年上半期竣工)と合わせて5隻の新造船を、当社は宝山鋼鉄に投入します。本年4月より開始するブラジル鉄鉱石輸送の数量契約(年間約50万トン)と合わせ全船竣工時には、両社が当面の目標としていた1000万トン超の輸送量を達成します。
また、宝山鋼鉄向けに投入される上記3隻の20万トン型新造ケープサイズバルカーの一隻目"BAOSTEEL EXPEDITION"が、1月16日にユニバーサル造船株式会社有明事業所で竣工しました。同日、宝山鋼鉄 戴 志浩副総経理による命名と支綱切断が行われ、同船は積地であるオーストラリア・ダンピア港へ向けて処女航海の途につきました。