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社内講座「事故から学ぶ船舶安全運航」を開催

2007年03月13日

昨年当社運航船にて発生した一連の重大海難事故を踏まえ、想定されるあらゆる事故の予防と的確な対応の実現を目的とした「安全運航管理体制強化策」を、当社では昨年12月に策定し、全社一丸となってその諸策を順次実行しています。昨日、この一環として、社内講座「事故から学ぶ船舶安全運航」(第1回)を開催しました。
船舶運航に携わる若手陸上従業員を主な対象に、現場で数々の経験を積んでいる船長・機関長を講師役として、今月下旬までに合計6回の講座を展開します。

当社は「事故から得たさまざまな教訓を風化させることなく、より安全で良質なサービスに確実に繋げて行くには、協調して安全強化に取り組む環境を育むことが重要」と判断しました。昨年の4件の重大海難事故を題材に、経緯・原因、その他のニアミス事例などを説明し、運航者として「やるべきこと・やってはならぬこと」など、実務担当者に役立つ解説を加えた講座を行います。
当社では今後も安全運航についての理解をさらに深めるため、さまざまな観点からの社内講座を実施する計画を立てています。

全社員が一丸となって安全に対する意識を高めることにより、最優先で全うすべき社会的責務として企業理念に掲げている「安全運航と地球環境の保全」を、当社はこれからも追求していきます。