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一般不定期船60隻を船隊整備

2007年04月12日

2007年4月~2012年前半において当社は、新造船を中心に一般不定期船60隻を新たに船隊整備します。
4月からスタートとした当社新中期経営計画「MOL ADVANCE」では、成長戦略の一つとして「海運成長分野への経営資源の重点投入」を掲げています。ドライバルクの海上荷動きは年3%程度の伸びが今後も期待でき、荷動き多様化によりばら積み貨物輸送の遠距離化が急速に進むこと、老朽船排除の動きが加速すること、石炭・穀物を中心とした中国・インドの国内沿岸荷動き量で年15%以上の飛躍的な伸びが予想されることなどから「一般不定期船の需給は今後引き締まる=需要は引き続き強い」と考え、今回の船隊整備を決定しました。

【船隊整備の概要】

時期――2007年4月~2012年前半
スモールハンディ 24型~37型(2.4~3.7万トン) 20隻
ハンディマックス 50型~58型(5.0~5.8万トン) 35隻
パナマックス 76型~82型(7.6~8.2万トン) 5隻
  合計 60隻

運航規模(スモールハンディ+ハンディマックス+パナマックス)

*2007年3月末 70隻
*2012年度末 約110隻

【背景】
全世界でスモールハンディは約2,700隻、ハンディマックスは約1,500隻あり、そのうち、船齢20歳以上の老朽船は各々5割強、2割強。安全運航上の理由から、老朽船排除の動きが各国で急速に加速している。