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8,100個型コンテナ船 "MOL CREATION" と命名
欧州向け"NCE"サービス新設

2007年06月13日

本日、三菱重工業株式会社長崎造船所において、8,100TEU大型コンテナ船の命名式が執り行われ、当社社長芦田昭充により“MOL CREATION”と命名されました。
本船は、各所に最新技術を採用し、環境や安全性に配慮した設計となっています。鋼材には、世界で初めて47キロ高強度鋼板を使用し本船強度を高め安全運航をサポートします。主機には、最新型電子制御式エンジン(三菱ワルチラ製RT-flex96C)を用い、回転数に応じた最適な燃料噴射制御が可能となり、NOx(窒素酸化物)やPM(煤塵)の排出抑制に高い効果をもたらします。また推進性能は、このクラスで最も小さい11気筒の低燃費主機を採用しながらも25.25ノットの高速運航を実現します。

◆“MOL CREATION”概要

載貨重量 約89,370 トン
全長 約 316 メートル
船幅 約 45.6メートル
喫水 約 14.5メートル
主機関 Mitsubishi - Wartsila 11RT-flex96C
造船所 三菱重工業株式会社 長崎造船所

■北中国と欧州をダイレクトで結ぶ“NCE”サービス新設
当社は、“MOL CREATION”を、欧州向け新サービス“NCE”(North China - Europe Service)に投入し、アジア-欧州航路サービスを拡充します。
NCEサービスは、当社とCMA-CGM社(フランス)との共同運航による新サービスで、荷動きの伸張著しい北中国主要港とヨーロッパ主要港をダイレクトに結びます。運航船隊は合計9隻(平均8,500個型)で、当社は1隻(MOL CREATION)を投入します。
本サービスの開設により、当社はアジア-欧州間のサービスを合計6サービスとし、拡大を続けるヨーロッパ向けの荷動きと顧客のニーズに、より一層充実したコンテナサービスで対応していきます。

◆ローテーション
大連(土/日)- 天津(日/月)- 上海(水/木)-香港(金/金)- 塩田(土/土)ポートケラン(火/水)-サザンプトン(金/土)-ハンブルク(月/火)-ロッテルダム(水/水)-ジーブリュージュ(木/金)-ルアーブル(金/土)-赤湾(水/木)-大連(土/日)

◆サービス開始
M/V “MOL CREATION” 7月15日(日) 大連発