2007年07月12日
オランダ・ロッテルダム港湾局「Maasvlakte2地区コンテナターミナルプロジェクト」に応札していた当社コンソーシアム(*)は昨11日、ターミナル借受者に選抜されました。
コンソーシアムメンバーとともに当社は新ターミナルの新設を行い、2013年後半の開業を目指します。
*当社、APL(シンガポール)、現代商船(韓国)、CMA CGM(仏)、DPWorld(ドバイ)
1. プロジェクト内容
当社は他4社と共同でターミナル運営会社 ‘Rotterdam World Gateway (仮称)’を設立し、ロッテルダム港湾局と25年間のリース契約を締結します。(今年後半に、工事開始予定)
2.ターミナルの概要(予定)
(1)名称 | Rotterdam World Gateway(仮称) |
(2) 所在地 | オランダ・ロッテルダム港 Maasvlakte2(マースフラクテ2)地区 |
(3)面積 | 約156ヘクタール(=156万平方メートル) |
3.目的
ロッテルダム港は欧州の玄関として、充実した鉄道網・道路網のみならず、最新鋭の設備を有しています。高規格で、環境対応にも配慮した最新鋭コンテナターミナルを同港マースフラクテ2地区に建設・運営、当社コンテナサービスの向上を果たし、欧州トレードの拠点として発展させます。
4.背景
当社は積極的な船隊整備により、欧州におけるコンテナサービスの更なる増強を進めるとともに、サービスの安定性確保に努めています。
近年の欧州経済の活況を受け、欧州の玄関口であるロッテルダム港での混雑状況や今後のコンテナ需要の増大に鑑み、同港におけるターミナル確保が不可欠であると判断し、本プロジェクトに応札していました。