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訓練船"SPIRIT OF MOL"乗船訓練を開始

2007年07月23日

今月1日に就航した当社訓練船“SPIRIT OF MOL”は、7月16日 当社船員主要拠点の一つであるマニラ(フィリピン)において、訓練生一期生を乗船させ、訓練を開始しました。

7月20日には関係者を同船へ招いて披露式典を行い、Arturo D. Brion 労働雇用省大臣、Hon. Alfredo S. Limマニラ市長、フィリピン海事関係者、船員配乗会社関係者など約100名の参加を得ました。式典に参加した、当社の安全運航担当執行役員 平塚 惣一をはじめ陸上支援要員・乗組員・訓練生は、和やかな雰囲気の中で寄せられた言葉に、フィリピン関係者が訓練船に寄せる期待を強く感じました。

フィリピン人・ロシア人約70名の訓練生一期生を乗せた訓練船は本日、フィリピン諸島の訓練航海に向けて出帆しました。当社主要船員確保拠点(フィリピン・ロシア)から選抜された7名の専属講師と乗組員33人による、訓練船独自の教育カリキュラム(3-6カ月)を行い、これから集中的な訓練が始まります。今後は主に、フィリピン-インド間での航海訓練を予定しています。

当社は、本年3月に策定した中期経営計画“MOL ADVANCE”に沿った積極的な船隊整備を実施し、運航隻数を2009年度末までに1000隻へと拡大する予定です。船隊拡大に伴う安全運航を維持する優秀な船員を確保・育成するため、世界各地において当社トレーニングセンターを含む13カ所の船員訓練施設にて訓練を実施しています。
船員訓練施設の整備とあわせて訓練船を導入する事により、当社の職員候補生に対する教育・訓練の充実を図ります。