2007年07月27日
当社、関西電力株式会社、飯野海運株式会社の3社は、新造LNG船(モスタイプ、145,000m3)の共同保有に関し、合意いたしました。各社の保有比率は、当社15%、関西電力70%、飯野海運15%です。新造LNG船は、川崎造船株式会社にて建造中で、竣工(2008年5月予定)と同時に、3社で設立する共同保有会社(本社:バハマ)が船主となります。
新造LNG船は、主として関西電力がプルートLNGプロジェクトから購入するLNGの輸送に従事する予定です。関西電力が直接保有する初めてのLNG船であり、当社はそのパートナーとして、長年培ったLNG輸送に関する専門知識と技術を十二分に活用し、近年ますます重要性を増しつつあるクリーンエネルギーの主役であるLNGの安全・安定輸送に尽力していきます。
【新造LNG船主要目】
船種 | 145,000m3型LNGタンカー |
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造船所 | 川崎造船 坂出工場 |
タンク容量(98.5%) | 約145,000m3 |
Dead Weight | 約71,000MT |
LOA | 約289.5m |
Breadth | 約49.0m |
Depth | 約27.0m |
Design Draft | 約11.40m |
カーゴタンク | モス方式 |
主機 | スティームタービン |
【プルートLNGプロジェクト概要】
ガス田 | :西オーストラリア州北西部 カラサ沖合 |
参加企業 | :ウッドサイド・エナジー社(100%) 関西電力、東京ガスが各々5%ずつ権益取得予定 |
販売数量 | :関西電力 175~200万トン/年 東京ガス 150~175万トン/年 |
出荷開始 | :2010年末 |