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ロサンゼルス港TraPacターミナルにおいて
LNGを使用した陸電供給試験を実施

2008年10月16日

当社はCleanAir Logix社(CAL社)※と共同で、当社コンテナ船(MOL ENTERPRISE 4,500TEU型)を利用し、陸上からの電力供給の実験を行いました。実験は、ロサンゼルス港湾局関係者を含む多くの見学者が見守る中行われ、無事同船に電力が供給されました。

当社はこの実験の結果を踏まえ、同港において陸上電源による電力の供給などの環境負荷低減に努めます。

○実験内容

CAL社提供の技術を用いて、LNGを燃料とする発電機からの電力を、バウスラスターモーター用電源線を利用して陸上から供給しました。それによって、停泊中の船舶から発生するNOx、SOx、PMなどの環境汚染物質の排出を大幅に抑えることができます。今回の実験では、重油を燃料とする4機の船内発電機のうち、2機を停止しました。

  • 日時:2008年10月15日 12:00~17:00
  • 場所:ロサンゼルス港 TraPacターミナル(当社自営ターミナル)

○イメージ図


※ CleanAir Logix社
陸電供給システムや船舶関連の環境保全機器・サービスのプロバイダー。
本社:米国カリフォルニア州