2008年12月11日
当社はこのたび、米国の大手家具小売店、W.S. Badcock社(ダブリュー・エス・バドコック社、本社:米国フロリダ州マルベリー)から、中国、ベトナム、マレーシアなどのアジア地域におけるバイヤーズコンソリデーション業者(*注1)として選定され、本年12月からサービスを開始しました。
W.S. Badcock社は、米国南東部を中心に300店舗以上を展開しています。今回、当社のアジア地域での広範なネットワーク、コンソリデーション・サービスの実績、そして「STARLINK」(*注2)によるきめ細かな貨物情報サービスが、同社に高く評価され、業務を受注しました。
当社は、2003年に設立した当社グループのMOL Consolidation Service Limited(本社:香港)を主体とし、バイヤーズコンソリデーション・サービスを提供しています。本年からは、社名(MOL Consolidation Service)の頭文字を取った「MCS」をサービスのブランド名に定め、事業を積極的に拡大しています。
貨物の生産地であるアジアにおいては、全域を網羅するネットワークを構築し、さらなる拡充を進めています。特に東南/南アジア地域では、シンガポールに地域統括拠点、ベトナム・カンボジア・タイ・インド・バングラデシュ・パキスタン・スリランカなどに自営拠点を配置し、STARLINKによるITサービスの他、検品作業やバーコード読み取りなどの多様な付加価値サービスの提供が可能です。
こうした強固なネットワークとITサービス、顧客の視点に立ったきめ細かなカスタマーサービスにより、MCSはW.S. Badcock社をはじめ、新規顧客からの受注を増やし、着実に成長を続けています。