2009年07月31日
万一の海難事故に備えた緊急対応訓練の一環として当社は昨日、自動車専用船の日本沿岸での火災・座礁事故を想定した訓練を実施しました。本社およびグループ船舶管理会社(日本・香港)約80名が参加した本訓練の概要は、以下のとおりです。
1. | 実施日時: | 7月30日(木)13:00~16:30 |
2. | 目的: | 商船三井グループ企業理念「安全運航を徹底し海洋・地球環境の保全に努める」に基づく社会的責任体制をより強固に整備する。 当社運航船における火災・座礁事故の際に必要な対応と情報の伝達が、的確かつ円滑に行えることを確認する。 |
3. | 主な参加者: | ・東京本社 副社長 薬師寺正和はじめ関係役員9名および関係部署(経営企画部、総務部、広報室、海上安全部、技術部、自動車船部) ・船舶管理会社 New Asian Shipping Co., Ltd. ・船舶管理統括会社 エム・オー・エル・シップマネージメント㈱ |
4. | 訓練内容: | 日本沿岸を貨物満載で航行する当社運航自動車専用船の貨物倉にて、火災が発生したという想定で訓練を開始。事故が発生した自動車専用船からの第一報受信に始まり、重大海難対策本部の設置、関係者間の情報の収集・伝達などの初期対応や消火方法などの手順確認、メディア対応訓練(模擬記者会見)等を実施した。 |
5. | 今後の取り組み: | 当社では年に2回、諸条件を考慮しながら世界各地に海難事故現場を想定し緊急対応訓練を実施している。今後も訓練で培ったノウハウを共有することにより、グループ全体でより一層強固な緊急対応体制を整備していく。 |