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中国・江蘇沙鋼と鉄鉱石長期輸送契約を調印

2009年10月21日

当社は10月19日、海外船主としては初めて中国の鉄鋼会社・江蘇沙鋼(Jiangsu Shagang Group)と、大型新造船長期輸送契約を調印しました。豪州・ブラジルから同社向けに鉄鉱石を運びます。
本契約向けに、2011年後半に竣工予定の20万7千トン級の船をユニバーサル造船所で建造します。

【契約概要】
2011年下期以降10年間にわたる、西豪州/ブラジル・寧波間の鉄鉱石連続航海輸送。

【江蘇沙鋼の概要】
1975年設立、中国を代表する大手鉄鋼メーカーの一つ。民営鉄鋼メーカーでは中国最大規模。2008年の実績では、年間粗鋼生産量2,330万トン、年間鉄鉱石輸入量(ブラジル・豪州などから)は1,634万トン。
合併による拡大を進め、現在では中国の製鉄企業のなかで五指に入る生産規模を誇る。

【新造船要目】
載貨重量 :206,500重量トン
全長 :299.7メートル
全幅 :50メートル
喫水 :18.20メートル

【背景と今後の取り組み】
張家港にある江蘇の沙鋼バースには、当社提案(経済的かつ最大の新造船)が最適と認められ、今回の長期契約となりました。
当社は今後とも活発な荷動きが期待される鉄鋼原料輸送のさまざまなニーズに的確に対応し、国内外の製鉄業への資源輸送に引き続き積極的に取り組んでいきます。

【調印式概要】
調印日:2009年10月19日
場所:江蘇沙鋼本社(江蘇省張家港市)
主な出席者:
江蘇沙鋼集団公司  瀋文明(Shen Wenming)副総裁(Vice President)
当社常務執行役員  永田健一