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ニューヨーク/ニュージャージー港の
低硫黄燃料インセンティブプログラムに参画

2010年08月19日

当社はこのたび、ニューヨーク/ニュージャージー港湾局の実施する低硫黄燃料インセンティブプログラム(※)に邦船社として初めて参加します。

これにより、同港に寄港する当社コンテナ船のうち2隻(MOL Endowment、MOL Experience)が両港寄港の際、C重油の替わりに低硫黄燃料を使用します。

低硫黄燃料はC重油に比べ、硫黄酸化物の排出量が少なく、環境への影響を軽減することができます。低硫黄燃料の使用により当社のコスト負担は増加しますが、当社は今回のプログラムを社会の一員としての企業責任・義務を果たせる機会ととらえ、参加を決定しました。

当社は今後も当社環境経営方針の下、海洋・地球環境の保全に努め、環境負荷低減に積極的に取り組んでいきます。

※低硫黄燃料インセンティブプログラム
ニューヨーク/ニュージャージー港湾局が、クリーンエア戦略の一環として展開しているプログラム。船社がプログラムに登録した船に関し、沿岸航行中あるいは着岸中の使用燃料をC重油から低硫黄燃料に切り替えた場合、同港湾局より追加コストの50%が補てんされる。