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ブルキナファソの小学校向けに机・椅子を無償輸送
日本国大使ならびに寄贈元小学校から謝意

2011年09月08日

9月7日、当社はブルキナファソ(西アフリカ)向けの机と椅子の無償輸送に対し、在ブルキナファソの杉浦勉・外務省特命全権大使、ならびに椙山女学園大学付属小学校 宇土泰寛校長から謝意を受けました。

椙山女学園大学付属小学校(愛知県名古屋市)が、昨年まで使っていた学習机と椅子計683点をブルキナファソの小学校に寄贈するにあたり、当社は無償で海上輸送を引き受けました。
同校児童の想いが詰まった机と椅子は、40フィートコンテナ1台に積載され、4月8日にブルキナファソの玄関港であるテマ港(ガーナ)にて陸揚げされ、陸路でブルキナファソに到着しました。6月20日には寄贈先の小学校で盛大な式典が開催されました。
その寄贈式の模様は、現地でも大きく報道され、在ブルキナファソ日本大使館のホームページでも紹介されています。

このたび当社に来訪された杉浦大使からは「いざ寄贈が決まっても西アフリカまでの輸送手段の手配が支障となり、なかなか実現に至らないことが多いのですが、今回は商船三井グループの協力のお陰で、机と椅子を無事にブルキナファソの小学校に届けることができました」と感謝の言葉を頂戴しました。
また宇土校長からは「自分たちが使っていた机と椅子がどのようにしてブルキナファソの小学校に届けられたのか。今回の取り組みを教育に取り入れることで、グローバル時代にふさわしい人間づくりに役立てていきたい。商船三井グループには名古屋から現地までの輸送協力に加えて、いろいろな資料の提供にも尽力いただきました」との言葉と感謝状を頂戴しました。

当社は、社会貢献活動の理念の一つとして「国連ミレニアム開発目標への貢献」を掲げています。国連ミレニアム開発目標は、普遍的初等教育の達成、環境の持続可能性の確保等の数値目標を2015年までに達成することを目指すものです。当社は、社会とともに相乗的・持続的に成長する企業として、グローバルネットワークを有する海運会社ならではの社会貢献活動に積極的に取り組んでまいります。


写真右から:椙山女学園大学附属小学校 宇土泰寛校長、
在ブルキナファソ日本国大使館 杉浦勉特命全権大使、
当社代表取締役社長 武藤光一