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海難事故緊急対応訓練を実施
~ プロダクトタンカーの東京湾内での衝突・火災事故を想定 ~

2011年10月17日

万一の海難事故に備えた緊急対応訓練の一環として、当社は第三管区海上保安本部の協力のもと、当社グループが管理するプロダクトタンカー「RAYSUT(レイサット)」の東京湾内での衝突・火災事故を想定した緊急対応訓練を実施しました。

訓練の概要は、以下のとおりです。

1.実施日時
10月14日(金)13:00~16:00
2.目的
商船三井グループ企業理念「安全運航を徹底し海洋・地球環境の保全に努める」に基づく緊急対応体制をより強固に整備する。 
日本近海において大規模海難事故が発生した場合の必要な対応と情報の伝達が、的確かつ円滑に行えることを確認する。
3.主な参加者
・第三管区海上保安本部
・海上災害防止センター
・当社 重大海難対策本部を構成する役員および関係部署
・船舶管理会社 MOL Tankship Management(Asia) Pte. Ltd.(シンガポール)
4.訓練内容
「東京湾中ノ瀬西方海域を京浜港(横浜区)に向け航行中のプロダクトタンカー"RAYSUT"と付近航行中の内航コンテナ船が衝突。その後、ポンプルーム及びカーゴタンクにて爆発、火災が発生した」という想定で訓練を実施。
事故発生の第一報を受けて、第三管区海上保安本部への通報や重大海難対策本部の設置、関係者間の情報の収集・伝達などの初期対応、火災への対応(海上災害防止センターへの消火作業の依頼)、模擬記者会見などを実施した。
5.今後の取り組み
当社では年に2回、海難事故を想定し緊急対応訓練を実施している。今後も訓練で培ったノウハウを共有することにより、万一に備えグループ全体でより一層強固な緊急対応体制を整備していく。