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当社フィリピン人船員への永年勤続表彰式と家族会を開催、 併せて在フィリピン国際NGOへの支援を実施

2011年11月22日

当社自営船員配乗会社"Magsaysay MOL Marine, Inc."(*1 以下、MMM)は、フィリピン・マニラにおいて、11月18日に当社フィリピン人船員の永年勤続表彰式を、翌19日には当社フィリピン人船員を対象とした家族会を開催しました。

永年勤続表彰は20年間当社船で勤務した船員を対象としており、今回の表彰者42名のうち37名が出席しました。社長 武藤光一から長年の当社への功労に対する謝辞に加え、安全運航に向けた各船員の取り組みの重要性をあらためて伝えました。船員家族会には、船員の家族を中心に3,500名超が参加しました。社長 武藤光一から、当社船員に対する家族の理解と支援に謝辞を述べるとともに、今後さらに需要が高まるフィリピン人船員の重要性を、当社取り組みを含めて説明しました。当社は、今後もフィリピン国内の他都市や他の主要船員供給国で家族会を開催し、当社と留守家族の絆を強めていきます。

また、11月18日の永年勤続表彰式に併せ、在フィリピン国際NGO "Habitat for Humanity Philippines"(*2) Managing Director/CEOのRicardo Nicanor N. Jacinto氏を招待し、当社は同NGOに対し60万ペソ(約110万円)の寄付金を贈りました。
Jacinto氏から「我々は先の比国での台風等の被災者や貧困層を対象に支援活動を行っておりMOLの寄付は大変ありがたい。この寄付はかかる人々の為に大いに役立つ」との謝辞があり、社長 武藤光一が本寄付の記念プレートを受け取りました。 
今回の寄付はデイ・ケア・センター(就学前児童への教育、貧困層を対象とした健康診断や食事提供などを実施する多目的施設)建設費に充てられる予定で、同建設作業には当社フィリピン人船員、その家族及びMMM陸上スタッフもボランティア参加します。

(*1) Magsaysay MOL Marine, Inc.:
在フィリピン・マニラの当社船員配乗会社。当社とフィリピンのパートナーであるMagsaysay Maritime Corporation社との合弁会社として1997年3月に設立。

(*2) Habitat for Humanity Philippines:
貧困国や被災地で住宅を建てることで自立支援を行っているNGO。1976年にアメリカで設立され、1988年にフィリピン支部が設立された。自身の住宅をボランティアや地域の人と建てることにより、仲間との連帯意識や地域への愛着心を醸成し、平和なコミュニティを築くことを目的とする。これまでに世界100カ国で約35万軒の住宅の他、学校やコミュニティセンターを建築している。