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コンテナ船“MOL COMFORT”海難事故の件(第7報)- 現状報告

2013年06月23日

6月17日よりインド洋を航行中に船体が中央部で2つの部分に破断し自力航行不能に陥っておりました当社運航のコンテナ船“MOL COMFORT(エムオーエル コンフォート、「本船」)”の 6月22日午後11時(日本時間。ドバイ時間午後6時)の状況を以下の通りお知らせします。

1.本船

船体前半部及び船体後半部は、それぞれ北緯14度52分/東経65度46分付近、北緯13度29分/東経63度27分付近を漂流し、引き続き東北東へ移動しております。現場海域の気象海象状況は荒天が続いています。

なお、既に現場海域に向かっている監視船は、24日頃到着する見込みです。  

2.積荷 (第6報から変更ありません)

コンテナ貨物の一部が海上に流出した可能性がありますが、多数のコンテナ貨物が船体前半部及び船体後半部に積載された状態であることを確認しております。    

3.貨物及び本船の救助

救助者と契約し、曳航手配も含め貨物及び本船の救助の準備を進めております。 現在、3隻の曳航船を現場海域に向かわせており、順調にいけば2隻は24日頃、1隻は25日頃に到着する見込みです。

4.油の流出(第6報から変更ありません)

多量の油の流出は確認されておりません。