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コンテナ船“MOL COMFORT”海難事故の件(第11報)- 現状報告

2013年06月27日

6月17日よりインド洋を航行中に船体が中央部で2つの部分に破断し自力航行不能に陥っておりました当社運航のコンテナ船“MOL COMFORT(エムオーエル コンフォート)”の6月26日午後11時(日本時間。ドバイ時間午後6時)の状況を以下の通りお知らせします。

  • 本船
    船体前半部は北緯15度52分/東経68度53分付近に位置しております。船体後半部は、北緯14度13分/東経66度04分付近を漂流し、引き続き東北東へ移動しております。現場海域の気象海象状況は荒天が続いています。
  • 積荷
    船体後半部については荒天の状況下で船体が激しく動揺しており、遺憾ながら貨物倉への浸水と甲板上に積載している貨物の流出が進行しております。船体前半部については、多数のコンテナが積載された状態で今のところ安定した姿勢で曳航されております。
  • 貨物及び本船の救助
    貨物及び船体については救助者と契約を致しました。船体前半部についてはアラビア湾方面に向け曳航を続けております。船体後半部については荒天のため曳航作業に着手できておりません。引き続き監視を続けております。
  • 油の流出 (第10報より変更ありません)
    船体前半部での油膜は確認しておりません。船体後半部付近に油膜を視認しておりますが、多量の油の流出は確認しておりません。
  • MOL COMFORT同型船への取り組み
    本日6月27日付当社プレスリリース「コンテナ船“MOL COMFORT”同型船に対する安全強化策の件」をご参照願います。