トップページ > プレスリリース 2014年 > 当社船がパプアニューギニアLNGプロジェクト最初のLNG貨を積載して日本へ向けて出港

当社船がパプアニューギニアLNGプロジェクト最初のLNG貨を積載して日本へ向けて出港

2014年05月26日

株式会社商船三井(社長:武藤光一、本社:東京都港区、以下「商船三井」)と伊藤忠商事株式会社(社長:岡藤正広、本社:東京都港区)が保有するLNG船“SPIRIT OF HELA(スピリット オブ ヘラ)”は、このたびパプアニューギニアでExxonMobil社が主導するPNG LNGプロジェクトにおける最初のLNGを積載し、出港しました。

本プロジェクトはパプアニューギニアにとって天然ガスを液化して輸出する初めてのプロジェクトとして大変意義のあるものであり、今後、日本等の顧客向けに長期にわたり安定的に供給されます。

このたび本船は、本プロジェクトがパプアニューギニアの首都ポートモレスビー近郊に有する基地にてLNG積み込みを完了しました。本貨は東京電力株式会社に引き渡されます。

また、パプアニューギニアからの最初のLNG輸出に先立ち、5月14日には、同国のピーターオニール首相が本船を訪問し、船内を見学されました。

商船三井は、世界最大級のLNG船保有・管理会社としてこれまでに培ってきた経験、ノウハウ、ネットワークを活かし、近年ますます重要性を増しつつあるクリーンエネルギーの主役であるLNGの安全・安定輸送に尽力していきます。

【本船概要】

全長 : 298.43m
全幅 : 46.00m
貨物タンク容量 : 175,103.173m3
 *実際にLNG積載が可能な容量。満載容量の98.7%に相当。
主機関 : Dual Fuel Diesel Electric
船籍 : バハマ国

【PNG LNGプロジェクト概要】
ExxonMobil社がオペレーターを務めるプロジェクト。

プロジェクト参画企業 ExxonMobil 33.2%
Oil Search Limited  29.0%
NPCP(パプアニューギニア政府機関) 16.6%
Santos Limited 13.5%
JX日鉱日石開発 4.7%
MRDC (パプアニューギニア地権者代表機関) 2.8%
Petromin (パプアニューギニア政府系企業) 0.2%
LNG生産量 年間690万トン
LNG積み出し基地 パプアニューギニア国 ポートモレスビー近郊