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日本海事協会より海技教育訓練の認証を取得 
~ 自社グループ船員に対して実施するBRM訓練を国内で初めて国際海事機関のモデルコースに完全準拠、訓練の質的向上を図る ~

2014年06月03日

商船三井(社長:武藤 光一、本社:東京都港区)グループの株式会社エム・オー・エル・マリンコンサルティング(社長:平塚惣一、本社:東京都港区、以下「MOLMC」、(*1))は、一般財団法人日本海事協会(会長:上田徳、本部:東京都千代田区、以下「NK」)から、MOLMCが実施するブリッジ・リソース・マネジメント(以下「BRM」)訓練(*2)に関して海技教育訓練認証を取得しました。(5月30日付け)
MOLMCは、商船三井がグループ船員に対して実施しているBRM訓練を、国内で初めて国際海事機関が定めるモデルコース1.22に完全準拠(5日間コース)させ、そのアップグレードを図ったことが認められたものです。
6月2日、証書授与式がNK本部にて行われ、NK冨士原康一副会長から、MOLMC社長の平塚惣一に証書が授与されました。

外航船の船長経験者8名を擁するMOLMCは、その知見に基づきフィリピン、インド、欧州など世界6拠点のトレーニングセンターで行うBRM訓練を統括しています。商船三井運航船に乗り組む船員に均質なBRM訓練を実施することで、乗組員の安全運航に関する技術向上に寄与しています。

商船三井は、中期経営計画「STEER FOR 2020」で世界最高水準の安全運航に向けて“衝突、座洲、座礁事故の根絶”を目指しており、この取り組みがその達成へ寄与するものと考えています。また、訓練プログラムを継続的に改善することにより、さらなる安全運航体制の向上に努めてまいります。

*1: 株式会社エム・オー・エル・マリンコンサルティング
所在地:東京都港区海岸3-18-1 ピアシティ芝浦ビル
Tel : 03-5443-1029 URL : http://www.momc.co.jp/
*2: BRM(Bridge Resource Management)訓練
船橋で利用可能なあらゆる資源を有効活用することにより、船長や航海士など操船指揮者が安全運航を管理することを目的とした訓練。チームワークを駆使して、状況確認、情報伝達、問題点認識、解決策の立案、その実行というプロセスを繰り返すことで船橋の組織運用技術を高める。