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商船三井グループの船舶管理会社がISO50001ならびにISO14001を取得
~全4社の乾貨船船舶管理会社で取得を完了~

2015年06月19日


マニラでの本証授与式の様子

左:日本海事協会マニラ事務所 小林敬幸所長
右:Magsaysay MOL Ship Management, Inc.社長 Vicente A. Pono

株式会社商船三井(社長:武藤光一、本社:東京都港区、以下「商船三井」)グループの乾貨船船舶管理会社であるMagsaysay MOL Ship Management, Inc.(社長:Vicente A. Pono、本社:フィリピン・マニラ)は6月18日、一般財団法人日本海事協会(会長:上田德、本部:東京都千代田区)よりエネルギーマネジメントシステム(ISO50001)(*1)ならびに環境マネジメントシステム(ISO14001)(*2)の認証を取得しました。

同認証は、陸上事務所を含めたドライバルク船、自動車船などの貨物船の船舶管理業務を対象にしたもので、2014年7月にエム・オー・エル・シップマネージメント株式会社(社長:古川 和則、本社:東京都港区)が取得し、その後、MOL Ship Management(Singapore) Pte. Ltd.(社長:関根隆司、本社:シンガポール)ならびにNew Asian Shipping Company Ltd.(社長:荒木謙次、本社:香港)でも取得を進めてきました。

今回の認証取得により、商船三井グループの乾貨船船舶管理会社の全4社がISO14001ならびにISO50001の認証を取得したことになります。

商船三井グループでは、船舶のエネルギー効率の改善、船舶管理事業を通じた海洋汚染の防止等に努め、体系的にマネジメントシステムとして確立するよう取り組んでいます。今後も、商船三井グループ一体となって、当該システムの順守と継続的な改善を通じて、環境にやさしい海上輸送とエネルギーの有効活用に配慮した安全運航に取り組んでいきます。

(*1) ISO50001:2011年6月に制定されたエネルギーの管理に関する国際規格。ISO14001での要求事項を基礎とし、エネルギー使用及びその効率を可視化することで業務の改革を促し、省エネ等のエネルギーパフォーマンスの改善を実現する。

(*2) ISO14001:PDCAシステムを基本的な構造とし、持続可能性の考えのもと、環境リスクの低減、及び環境への貢献と経営の両立を目指す国際規格。