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ロッテルダム港 Rotterdam World Gateway(RWG)開業
~最新鋭の完全自動化コンテナターミナル~

2015年09月15日

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)が共同出資するロッテルダム港マースフラクテ第2地区の新コンテナターミナルRotterdam World Gateway(以下「RWG」)(*)の開業式典を9月11日に行いました。

本ターミナルは年間最大取扱量235万TEUを想定しています。ヤード内の移動、トレーラーへの積み下ろしに加えて、船側の積み/揚げ用のガントリークレーンをオペレーションルームから遠隔操作することで、荷役の効率化を図り、自動化をさらに深化させた最新鋭のコンテナターミナルとなります。

商船三井は既に日本、米国とアジア(ベトナム、タイ)で自営コンテナターミナルを運営しており、今回当社としては初となる欧州港湾ターミナル事業への進出も果たしました。
これまでに培ってきたコンテナターミナル運営の経験やノウハウを活かし、欧州におけるコンテナ輸送サービスの更なる強化及び安定性の確保に努めていきます。

ロッテルダム港は欧州の玄関港として欧州最大の貨物取扱量を誇り、充実した輸送網を有しています。
今後の輸送需要の多様化に備えて、RWGではコンテナバージ専用の岸壁や鉄道引き込み線の確保など、内陸輸送への効率的な接続を可能とする設計を採用しています。バージや鉄道を最大限活用することで、CO2排出量削減にも貢献します。

商船三井は、RWGを環境に最大限配慮した最新鋭コンテナターミナルとして位置づけ、欧州地域の拠点として発展させていくとともに、顧客ニーズに的確に応えるサービスの拡大とコンテナターミナル事業の展開に積極的に取り組んでいきます。

RWG全景
RWG全景

遠隔操作に対応したガントリークレーン
遠隔操作に対応したガントリークレーン

(*) 詳細は過去リリースご参照ください。
2007年7月12日付プレスリリース
ロッテルダム港で新コンテナターミナル建設へ
2007年9月18日付プレスリリース
ロッテルダム港 新コンテナターミナル 運営会社設立・港湾局と調印