2015年11月04日
株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)は、計装機器大手のアズビル株式会社(社長:曽禰寛純、本社:東京都千代田区)と共同検証した、タブレット端末を活用した点検システム“Enekarte(エネカルテ)”(註1)の本格的な運用を開始しました。
船上で多数使用している点検チェックリストを電子化し、点検業務の効率化と品質向上を図るとともに、点検結果をデータとして蓄積できることが本システムの特長です。蓄積したデータを分析し、安全運航、教育訓練、技術継承に活用し、お客様の大切な荷物の安全・安定輸送に役立てます。商船三井は、安全文化の醸成に継続的に取り組み、中期経営計画「STEER FOR 2020」で掲げる「世界最高水準の安全運航」の実現を目指します。
【電子版チェックリスト導入のメリット】
タブレット端末を活用した船橋での点検作業
タブレット端末に表示されたデータの一例
(註1)アズビル株式会社製の巡回点検ツール。