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2017年02月06日

「PBCF」プロペラ効率改善装置がカナダ・バンクーバー港の環境保全プログラム指定技術に選定
~環境負荷低減技術が高く評価される~

船舶維新NEXT

装着されたPBCF(丸で囲まれたものがPBCF)

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)、株式会社西日本流体技研(社長:石井正剛、本社:長崎県佐世保市)およびナカシマプロペラ株式会社(社長:中島基善、本社:岡山県岡山市)(註1)が開発し、商船三井テクノトレード株式会社(社長:青砥修吾、本社:東京都中央区)が販売するプロペラ装着型省エネ装置PBCF(Propeller Boss Cap Fins)がこのたび、バンクーバー港(カナダ)が実施する環境プログラム“EcoAction Program”における水中騒音低減技術に選定されました。

バンクーバー港の“EcoAction Program”は、環境汚染を低減する設備をもつ入港船について、港費を割り引く制度です。2017年1月1日より、PBCFを搭載してバンクーバー港へ寄港する船は、同プログラムのブロンズレベルと認定され、港費の一部であるHarbor Duesが23%減免されます。PBCFは、プロペラのキャビテーション(水中で気泡が発生・消滅していく現象)を減らすことにより水中騒音を低減させ、海中に生息する哺乳類の生態への影響を軽減させる技術として、選定されました。

PBCFは1987年の販売開始以来、プロペラ後方に発生するハブ渦を消してプロペラ効率を改善させ、船舶の燃料消費量を3~5%削減できる省エネ装置として、全世界で広く認められ3,000隻を超える船舶に搭載されています。(註2)加えて、水中騒音を特定の周波数域で3~6デシベル低減させる効果も水槽試験で確認されており、この点がバンクーバー港に評価され、このたび選定されるに至りました。

PBCFは船舶の燃料消費量を削減することでCO2排出量を削減することに加え、水中騒音を低減することでクジラを始めとする海洋生物の環境保護にも有効な、多角的に環境保全に貢献する製品です。

商船三井グループは今後も世界各地・各港の環境保全に寄与していくとともに、「船舶維新NEXT ~MOL SMART SHIP PROJECT~」(註3)を通じて、“安全運航”と“環境負荷低減”技術を深化させていきます。

(註1)1987年のPBCF開発当時の社名は、ミカドプロペラ株式会社。ナカシマミツワプロペラ株式会社への社名変更を経て、2016年より現社名。

(註2)2015年5月20日付プレスリリース
省エネを実現するPBCF(Propeller Boss Cap Fins) 受注実績3,000隻を達成

(註3)2016年11月24日付プレスリリース
「船舶維新NEXT ~MOL SMART SHIP PROJECT~」発足

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