トップページ > プレスリリース 2017年 > マレーシアPKT Logistics Group Sdn. Bhd.への出資について

マレーシアPKT Logistics Group Sdn. Bhd.への出資について

2017年03月30日

株式会社商船三井(本社:東京都港区、社長:池田潤一郎、以下「商船三井」)はPKT Logistics Group Sdn. Bhd.(以下、「PKT」)への資本参画を決定し、3月30日、同社株式の20.9%を取得しました。

PKTは、フォワーディング、通関、倉庫、陸送、流通加工及び在庫・配送管理を含む総合物流サービスを提供する、マレーシア物流業界のリーディングカンパニーです。PKTは、セランゴール州シャーアラムに、先進的かつ環境に優しい物流センターOne Logistics Hub(倉庫面積:約55,000m2)を保有、運営しています。さらに同社は、2014年にペナン州バトゥ・カワン工業団地に28ヘクタールの土地を確保し、大規模物流センターOne Auto Hubを建設中です。One Auto Hubは、同社の新たなフラッグシップ物流拠点であり、その第一弾となる最新鋭の倉庫施設、12 Waves Warehouse(倉庫面積:約60,000m2)が間もなく竣工。同地域に展開する自動車、および電機・電子製品製造業を中心とする様々なお客様の物流ニーズに応えます。

マレーシアは2000年代を通じてコンスタントに5%超の経済成長を実現しており、今後も安定した成長が見込まれるエリアです。また、2015年末のASEAN経済共同体の発足を契機に、マレーシアを含むASEAN各国の経済的な連携が益々強化されることが見込まれます。マレーシアはその地理的優位性、充実した道路・港湾インフラを活かし、ASEAN域内の物流ハブになることが期待されています。

商船三井グループは、本出資によりマレーシア国内物流ネットワークの充実はもちろん、商船三井ロジスティクス(株)をはじめとする当社グループの世界的ネットワークとの連携によりマレーシア発着の国際物流を更に拡大し、経済成長が続くアジア域内の物流ニーズに幅広く応えていきます。

商船三井グループは、今後もグローバルな物流ネットワークの強化に取り組み、お客様に信頼され、選ばれる、価値あるサービスを提供します。


PKTの保有・運営するOne Logistics Hub

【PKT概要】

社名 : PKT Logistics Group Sdn. Bhd.
本店所在地 : The Ship, No.1, One Logistics Hub, Persiaran Sungai Hampar, Section 32, 40460 Shah Alam, Selangor DE, Malaysia.
代表者 : Dato' Michael B. Y. Tio
設立 : 1974