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フェリー集客向上を目的としたデジタルマーケティングの取り組みを開始
船旅の魅力認知に向けたビッグデータ活用

2017年04月25日

株式会社商船三井
商船三井フェリー株式会社
株式会社フェリーさんふらわあ
富士通株式会社

株式会社商船三井(社長:池田 潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)と同社のグループ会社である商船三井フェリー株式会社(社長:大江 明生、本社:東京都港区、以下「商船三井フェリー」)および株式会社フェリーさんふらわあ(社長:井垣 篤司、本部:兵庫県神戸市、以下「フェリーさんふらわあ」)は、このたび、富士通株式会社(社長:田中 達也、本社:東京都港区、以下「富士通」)、株式会社富士通総研(社長:本庄 滋明、本社:東京都港区、以下「富士通総研」)と共同で、フェリー利用者の拡大に向けたデジタルマーケティングの取り組みを開始しました。

商船三井グループのフェリー「さんふらわあ」は本州から九州・北海道へ毎日運航、フェリーを利用し普段着で気軽に「非日常空間」である船の旅をお楽しみ頂く「カジュアルクルーズ」を提案しており、2017年、2018年には、船内設備・雰囲気ともによりクルーズに近い感覚でご乗船頂ける新造船が続々登場する予定です。今回のデジタルマーケティングの取り組みを通して、より多くのお客様に「さんふらわあ」による「カジュアルクルーズ」を認知、お楽しみ頂くことを目的としています。

今回の取り組みでは、個人を特定しない形でデータ化された商船三井フェリーおよびフェリーさんふらわあのWebサイトの閲覧情報やソーシャルメディア情報などのビッグデータを、セキュリティが確保されたプライベートな環境である富士通の「DMP (Data Management Platform)インテグレーションサービス」(注1)と富士通総研の「生活者行動分析サービスDo-Cube」(注2)へそれぞれ蓄積・統合し、富士通のAI技術「FUJITSU Human Centric AI Zinrai」(注3)の機械学習技術を用いて分析・解析します。これにより、フェリーの船旅を好む年代や性別などのセグメントとその特長を導き出し、それぞれのニーズに合わせたWebサイトでの情報提供や船上でのサービス向上、これまでフェリーを利用したことのないお客様への魅力的な広告配信など、より的確なマーケティング施策を実施することが可能となります。

今後も商船三井グループは、富士通グループのデジタルマーケティングを活用し、より多くのお客様に「さんふらわあ」による「カジュアルクルーズ」を認知、お楽しみ頂き、「カジュアルクルーズ」を日本に定着させていくよう取り組んでいきます。

<関連情報>

商船三井フェリー、フェリーさんふらわあは、それぞれ2017年春から2018年夏にかけて新造船の竣工を予定しています。詳細については両社の以下ホームページをご参照ください。
商船三井フェリー  :http://www.sunflower.co.jp/ferry/newship/index.shtml
フェリーさんふらわあ:http://www.ferry-sunflower.co.jp/lp/newship/deview/index.html

<注釈>

(注1)DMP(Data Management Platform)インテグレーションサービス:
企業内外に散在するビッグデータをセキュアな環境で統合管理し、分析可能にする基盤を含むインテグレーションサービス。
プレスリリースサイト http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/08/23.html

(注2)生活者行動分析サービス Do-Cube:
ブログの大量データをAI技術の活用により書き手の属性推定と趣味スコア算出を可能とし、属性ごとの生活者行動やその背景を分析可能とするツール。
紹介サイト http://www.fujitsu.com/jp/group/fri/businesstopics/docube/

(注3)FUJITSU Human Centric AI Zinrai:
富士通グループが取り組んできた「知覚・認識」や、「知識化」、「判断・支援」、そしてそれらを高度化し成長させる「学習」などのAIに関する研究開発の結果である技術やノウハウを結集し、体系化したもの。
紹介サイト http://www.fujitsu.com/jp/solutions/business-technology/ai/ai-zinrai/

以上

<商標について>
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。