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「PBCF」プロペラ効率改善装置 2017年日経地球環境技術賞 表彰式に出席
~30年の地球環境保全への取り組みが評価される~

2017年11月21日

船舶維新NEXT

表彰式の様子
(左から3人目:商船三井常務執行役員 川越美一)
(左から2人目:商船三井テクノトレード代表取締役社長 八田宏和)


プロペラに装着した「新型PBCF」(写真の赤丸)

プロペラ効率改善装置「PBCF」(Propeller Boss Cap Fins)の技術が高く評価され、日本経済新聞社が選定する「2017年日経地球環境技術賞」の優秀賞を受賞した(註1)株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)は、11月20日に日本経済新聞社東京本社(東京都千代田区)で行われた表彰式に出席しました。
「PBCF」は、非搭載船比3~5%の燃料消費量削減効果を持ち、1987年に販売開始以来全世界で3,200隻超の販売実績を誇るプロペラ効率改善装置で、本年5月には省エネ効果を更に改善した「新型PBCF」の販売を開始しています(註2)。

表彰式には、商船三井常務執行役員・川越美一と商船三井テクノトレード株式会社代表取締役社長・八田宏和が、共同受賞社であるナカシマプロペラ株式会社・中島祐介常務取締役、株式会社西日本流体技研・石井正剛代表取締役社長、株式会社三井造船昭島研究所・前田泰自代表取締役社長とともに出席しました。

表彰式で川越は代表して「優秀賞をいただいたことは、大変光栄であり、関係者一同深く感謝申し上げる」と受賞への喜びを述べると共に「本年1月にはカナダ・バンクーバー港で水中騒音を低減する装置にPBCFが認定される(註3)など、環境に優しい装置として世界中で認知され、評価いただいている。性能アップした新型「PBCF」の販売も開始し、販売から30年経つ「PBCF」は今なお進化し続けており、今後もより一層地球環境保全に貢献していきたい」と述べました。

商船三井グループは、今後も「環境・エミッションフリー事業」を推進・育成し、世界各地・各港の環境保全に寄与していくとともに、「船舶維新NEXT ~MOL SMART SHIP PROJECT~」(註4)を通じて、"安全運航"と"環境負荷低減"技術を深化させていきます。

(註1)2017年10月13日付プレスリリース
「『PBCF』プロペラ効率改善装置が2017年日経地球環境技術賞 受賞」

(註2)2017年5月19日付プレスリリース
「プロペラ効率改善装置『新型PBCF』を販売開始」

(註3)2017年2月6日付プレスリリース
「『PBCF』プロペラ効率改善装置がカナダ・バンクーバー港の環境保全プログラム指定技術に選定」

(註4)2016年11月24日付プレスリリース
「『船舶維新NEXT ~MOL SMART SHIP PROJECT~』発足」