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商船三井グループ 2017年ダイジェスト
~10年後のありたい姿に向けて~

2017年12月27日

1.新経営計画「ローリングプラン2017」を始動

新経営計画「ローリングプラン2017」を策定(4月)

  • ・ 『商船三井グループの10年後のありたい姿』を明示
    • - 「お客様にとって使い勝手がよくストレスフリーなサービス」を提供し、「いつもお客様の傍にいる強くしなやかな存在」をめざす
    • - 環境・エミッションフリー事業をコア事業のひとつに育てる
    • - 相対的に強い事業の選択と集中を行い、「競争力No.1事業の集合体」になる
  • ・ 全社強化項目として「海技力」、「ICT」、「技術開発」、「環境」、「働き方改革」の5つのテーマを掲げた

<「One MOL」推進による営業力強化>

  • 製品輸送営業本部設置。ドライバルク営業本部、エネルギー輸送営業本部設置と合わせ、3営業本部体制確立(4月)
  • One MOL営業戦略推進室(4月)、トルコ国代表(3月)を設置

<環境と技術開発への先進的取り組み>

  • 「環境ビジョン2030」を制定(4月)
  • 環境・エミッションフリー事業のコア事業化に向けた組織を立ち上げ
    新規事業創生グループ(4月)、洋上発電グループ(10月)
  • 燃料室発足(4月)
    環境規制も踏まえた燃料調達方針、LNG燃料船、LNG燃料供給事業を一元的に担う
  • LNG燃料タグボートの建造を決定(5月)
  • 世界初のメタノール燃料船がシップ・オブ・ザ・イヤー2016「技術特別賞」を受賞(7月)
  • ブロックチェーン技術活用に向けて実証実験実施など具体的進展着々と(8月、12月)
  • PBCF新型販売開始(5月)、日経地球環境技術賞 優秀賞受賞(10月)
  • 新造20,000TEU型コンテナ船、LNG燃料対応改造設計基本承認取得(4月)

<安全運航に資するICTの利活用>

  • 自律航行に向けた高度安全運航支援技術の実用化に向けて積極的な活動を展開
    • ・ 自律型海上輸送システム技術コンセプト開発が、国土交通省研究課題に採択(5月)
    • ・ ロールス・ロイス社とアドバイス型障害物認識システムを「さんふらわあ」で研究(12月)
    • ・ 古野電気とAR技術を活用した航海情報表示システムを共同開発合意(12月)
  • ICTを活用した船内環境見える化システム構築プロジェクトが国土交通省支援事業に(4月)
  • 次世代型船舶管理支援システムに向けてフリートモニター機能強化(10月)
  • VR乗組員訓練ソフトウェアを導入(10月)
  • 日本IBMの高度分析システムを使った運航船事故・トラブル要因の多元的な分析を開始(12月)

<働き方改革>

「Smart ON!Smart OFF!」スローガンのもと、「個」と「組織」を両輪に改革を推進。生産性向上に向けた諸制度・仕組みを整備、それらを活用し、より活力ある働き方を役員・社員が創意工夫。イノベーションを生み出す対話重視の組織風土醸成に取り組む

2.「競争力No.1事業の集合体」に向けた各部門の取り組み

<ドライバルク営業本部>

  • LNG燃料ケープサイズバルカー建造を検討開始(1月)
  • ギニア出しボーキサイト輸送契約を締結(12月)

<エネルギー輸送営業本部>

  • ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け 砕氷LNG船命名式。北極海航路定期航行へ(12月)
  • オフショア・海洋事業への更なる展開。シャトルタンカー、サブシー支援船に続く
    • ・ 洋上風力発電設置船事業者に出資決定(2月)
    • ・ インドSwan LNGターミナル運営プロジェクトに参画(9月)
    • ・ 世界最大のFSRU 「MOL FSRU CHALLENGER」が竣工(10月)
  • SINOPEC向け中国建造LNG船3隻竣工(1月、6月、9月)
  • 世界初の大型液化エタン輸送船全6隻就航完了(4月)
  • インドにおける電力安定供給に貢献する石炭輸送契約を締結(6月)
  • ヤマルLNGプロジェクト向け新造LNG船(在来型)4隻の契約獲得(6月)
  • JERA Trading向け新造石炭船が竣工(11月)
  • LNG燃料石炭専用船の設計基本承認を東北電力、名村造船所と取得(12月)

<製品輸送営業本部>

  • 定期コンテナ船事業統合会社Ocean Network Express設立(7月)
  • 世界最大級20,000TEU型コンテナ船5隻が、韓国と日本で続々と竣工(3月~11月)
  • 沖縄発ニュージーランド向け自動車専用船初寄港。県の国際物流関連ビジネスモデル創出事業に選定(7月)
  • マレーシアPKT Logistics Group Sdn. Bhd.に出資(3月)
  • 商船三井ロジスティクス ナイロビ支店開設(7月)
  • 商船三井フェリーの大洗/苫小牧航路に新造船2隻就航(5月、10月)
  • 大阪南港コスモフェリーターミナルが「さんふらわあターミナル(大阪)」に(9月)

3.世界とつながる商船三井グループのCSR・社会貢献活動

  • 晴海ふ頭で子どもたちに自動車船見学会。海と日本プロジェクト(7月)
  • 未来ある子供たちに、学校に出張授業
    • ・ 東京荒川区立第三中学校(11月)
    • ・ 相模原市立北中学校(12月)
    • ・ 相模女子大付属小学部(12月)
  • 国際輸送協力を実施
    • ・ カンボジアに車いす(2月)
    • ・ パラグアイに消防車両(4月)
    • ・ タイにランドセル(6月)
    • ・ 南アフリカにサーフボート(6月)と移動図書館(12月)