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新型「バラスト水生物検査装置」を販売
~ バラスト水管理条約発効に伴う環境保全への取り組み、Sea Japan 2018へ共同出展 ~

2018年04月11日


バラスト水生物検査装置

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)のグループ会社である商船三井テクノトレード株式会社(社長:八田宏和、本社:東京都中央区、以下「商船三井テクノトレード」)は、株式会社サタケ(社長:佐竹利子、本社:広島県東広島市、以下「サタケ」)が設計、開発した新型「バラスト水生物検査装置」を販売します。

「バラスト水生物検査装置」は、船舶から排出されるバラスト水中の生物数(プランクトン数)を船上にて簡易かつ迅速に検査できる装置です。また、同装置は、1台でLサイズ(最小径50μm以上)、Sサイズ(最小径10μm以上50μm未満)、それぞれの生物を100mL当たりに1個体から検出することが出来る高精度なもので、動植物プランクトン両方に対応した数少ない検査装置として注目されています。検査には専用の染色剤を使用し、Sサイズの染色時間を従来型装置の30分間から15分間に半減しました。操作は簡単なタッチパネルで行う為、染色時間を含めて約15分間で測定が完了します。

商船三井テクノトレードとサタケは、4月11日(水)から13日(金)まで東京ビッグサイトで開催されるSea Japan 2018に共同出展し(ブース番号:JPN-11)、新型「バラスト水生物検査装置」を出展、実演します。併せて、商船三井グループのMOLエンジニアリング株式会社(社長:宮井修二、本社・東京都港区)とサタケが共同開発した「バラスト水生物濃縮装置」も参考展示します。「バラスト水生物濃縮装置」は、Lサイズ生物の個体数を検査するため、サンプル水を必要な量に濃縮する装置で、小型・軽量で電源不要な設計により、船舶への持ち込みが容易となりました。

商船三井グループでは、環境・エミッションフリー事業を次世代の中核事業に推進することにより地球環境保全に貢献します。

【本件の技術に関するお問い合わせ先】

【本件の販売に関するお問い合わせ先】

  • 商船三井テクノトレード(株):<舶用機材部>
    Tel:03-6367-5370 E-mail:s-voa@motech.co.jp