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当社フィリピン人船員への永年勤続表彰式と家族会を開催
~船員と家族に感謝の気持ちを込めて~

2018年10月17日

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)の船員配乗グループ会社 “Magsaysay MOL Marine, Inc.”(註1)(本社:フィリピン・マニラ、社長:Francisco D. Menor、以下“MMM”)は、マニラにおいて、10月5日にMMMに在籍するフィリピン人船員の永年勤続表彰式を、翌6日に同じく在籍するフィリピン人船員とその家族を対象とした船員家族会を開催しました。当社からは、会長 武藤 光一、専務 小野 晃彦と常務 加藤 雅徳をはじめ、当社グループ船舶管理会社幹部等が出席しました。

永年勤続表彰は、15年間に亘って当社船で勤務した船員を対象として表彰を行うもので、式典には受賞者とその家族約60名が出席しました。会長 武藤 光一から受賞者に対し、長きにわたり当社運航船の安全運航を担う船員自身と、その船員の乗船中、留守を支える家族双方の貢献に感謝を伝えると共に、今年8月に開校した「MOL Magsaysay Maritime Academy」(註2)の学生へ知識と経験を教える役割も期待しているとのメッセージを伝えました。受賞者からは、「商船三井の支援を得て、スキルを磨き、目標を達成し、夢を実現するための知識を増やしていくことができた。今後も商船三井の安全運航に不可欠な役割を果たしていきたい。」と決意が述べられました。

また、船員家族会はマニラ市内の複合アミューズメント施設で開催され、船員とその家族約3,250名が参加しました。会長 武藤 光一は、船員とその家族に対し安全運航への支援に感謝を示すと共に、海上輸送によって船員が世界中の日常生活をサポートしていることを、会場を埋め尽くす参加者に語りました。参加した家族からは、「会社が家族に対しても安心と愛をもたらし、大切にしてくれていることを、毎年の家族会で実感している。」との感想が述べられました。

商船三井グループは、今後もフィリピン各地や、その他主要な船員出身国でのこうした取り組みを通じて、家族と離れて勤務する各国の商船三井船員の多大な貢献に謝意を伝えつつ、引き続き働きやすい環境の整備に努めていきます。


永年勤続表彰式の様子
挨拶する商船三井 会長 武藤 光一


家族会の様子


家族会の様子

(註1)Magsaysay MOL Marine, Inc.
在フィリピン・マニラの商船三井グループ船員配乗会社。商船三井とフィリピンでのパートナーであるMagsaysay Maritime Corporation社との合弁会社として1997年3月に設立。

(註2)MOL Magsaysay Maritime Academy
2018年9月14日付プレスリリース「フィリピン商船大学「MOL Magsaysay Maritime Academy」が開学式典を開催 ~比国政府関係者など、約700名が出席~」をご参照ください。