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東京/苅田間でデイリー運航開始 直行により最短25.5時間で運航
~ 新造RORO船「ぶぜん」が就航 ~

2019年03月01日

株式会社商船三井
商船三井フェリー株式会社


就航した「ぶぜん」

株式会社商船三井(社長:池田 潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)のグループ会社である商船三井フェリー株式会社(社長:大江 明生、本社:東京都中央区、以下「商船三井フェリー」)の新造RORO船「ぶぜん」が、2月28日に東京/苅田航路に就航しました。

「ぶぜん」が就航することにより、東京/苅田間で3隻体制によるデイリー運航(日曜除く週6便)を開始します。また、東京/苅田間の直行運航を開始し、両港間を従来から約7時間短縮した25.5時間で結びます。デイリー化と高速化を両立させ、安定的な3日目配送を可能にする利便性の高い輸送を提供します。

「ぶぜん」という船名は、苅田港が位置する福岡県東部の旧国名「豊前国」に由来します。今治造船株式会社傘下の株式会社南日本造船(社長:檜垣 清志、本社:大分県大分市) 大在工場(大分県)にて建造され、車両積載能力を約10%増強、電源プラグの大幅な増設による冷凍冷蔵貨物の引受も補強し、九州/関東間の物流の担い手としての役割を一層強化していきます。なお、2隻目の新造船「すおう」が就航する5月中旬までは変則スケジュールで運航します。詳細については、商船三井フェリーのホームページをご覧ください。

商船三井グループは、環境に配慮したモーダルシフトやドライバー不足の受け皿として地域に根差した物流サービスの向上に積極的に取り組んでいきます。

【新造船概要】

総トン数 11,674トン
全長 179.9メートル
全幅 27.0メートル
喫水 6.8メートル
航海速力 23ノット
主機関 15,930kw×1基
電源プラグ 80基
旅客定員 12名
車両搭載数 大型トラック約160台
乗用車約220台