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当社フィリピン人船員家族会をオンライン上で開催
~共に試練を乗り越えるために~

2021年11月19日

今年のファミリーデイのテーマは“Together above and beyond”

株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「商船三井」)の船員配乗グループ会社“マグサイサイMOLマリン”(註1)(本社:フィリピン・マニラ、社長:Rene G. Juntado、以下“MMM”)は、11月6日に、在籍するフィリピン人船員とその家族を対象とした家族会をオンライン上で開催しました。

家族会は、住まいから離れて働く船員とその帰りを待つ家族に対し、日頃の協力と船員業務に対する理解への感謝を示す場として毎年開催しているものです。
イベントでは、MMMの陸上社員による歌唱とダンスの放映、船舶からの写真投稿や家族からのビデオメッセージの放映など、オンラインならではの様々な趣向を凝らした催し物が行われ、会は盛況のうちに終えることができました。

商船三井社長の橋本剛からはビデオメッセージで、船員の家族に対し、家族のサポートが船員を支えることを強調し、船員に対しては新型コロナウイルスが世界的に蔓延する状況下での多大な貢献に深い感謝の意を伝えました。また、安全運航本部長である執行役員の谷本光央は、フィリピンにおけるパートナーであるマグサイサイ・マリタイム・コーポレーションに対して、船員のために新型コロナウイルスのワクチンを手配してくれたことを感謝し、また、視聴者に対し”One MOL”のスローガンのもと、新型コロナウイルスによる困難な状況を、一致団結して乗り越えようと鼓舞しました。

フィリピンの多くのMMM船員とその家族がこのイベントを視聴し、放映から3日間で1.6万回以上の再生数が記録され、視聴者からは数多くのコメントも寄せられました。
その中には、新型コロナウイルスが広まっている状況の中で、共に協力して乗り越えていこうというものや、このような催し物が企画、開催されたことに対する感謝など、前向きなコメントが目立ちました。
商船三井グループは、今後もフィリピンをはじめ、主要な船員出身国でのこうした取り組みを通じて、家族と離れて勤務する商船三井船員の多大な貢献に謝意を伝えつつ、引き続き働きがいのある職場環境の整備に努めていきます。

MMMのフィリピン人船員とその家族を労う社長 橋本剛
陸にいる家族から、海上にいる船員へのビデオメッセージ

(註1) 在フィリピン・マニラの商船三井グループ船員配乗会社。商船三井とフィリピンでのパートナーであるマグサイサイ・マリタイム・コーポレーションとの合弁会社として1997年3月に設立。