スリランカは北海道よりもやや小さな面積で約2,000万人の人口を擁する島国です。GDPは日本の200分の1ほど。小国とあなどるなかれ、何と日本より800年も古い建国の歴史を持っています。紀元前483年(日本ではまだ縄文時代末期!)から1815年英国により王がインドに追放されるまでの間、同一の王朝が2300年も続きました。これは世界にもほかに例がありません。
国名のスリランカとはシンハラ語でSriが「聖なる」、Lankaが「燦然(さんぜん)と輝く」で「聖なる光り輝く島」という意味です。1972年に英国のCommonwealthから共和制に移行した際この国名になりましたが、それ以前はセイロンと呼ばれ、その名を冠した紅茶の芳香とともによくご存じのことでしょう。更に遡ってヨーロッパ人による大航海時代のずっと前、「海のシルクロード」を支配していたアラブ商人たちからは「Serendib」(やすらぎの島)と呼ばれ、これがセイロンの語源といわれています。当地の人々は、自国のことを誇りと愛着を持って 「Island」と呼びます。小員の国外出張中、スタッフは「He is out of Island」といいます。