行ってきました、愛犬と一緒に夏の北海道ドライブ!アイキャッチ

素晴らしい景色がどこまでも広がり、快適な風が吹き抜ける夏の北海道。いつかはペットと一緒にそんな北の大地を旅してみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。今回はプロカメラマンの奥村さんご夫妻が愛犬「エリザベス」とともに「さんふらわあ」に乗って出かけた、ベストシーズンの北海道ドライブ旅行の様子をご紹介しましょう。

※当該記事は2018年4月時点のものです。乗船規定が変更となっていますのでご注意ください。
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小学校高学年のときに、犬が欲しいと2つ年下の妹と両親にねだったことがある。両親共に、それぞれ犬の飼育経験はあった。出張や単身赴任で最初から世話をするつもりのない父親はOK。子供たちはどうせ最初だけで、その世話が自分に回ってくることを予想し母親はNG。ということで、子供の頃に犬を飼うことは叶わなかった。

それから年月が経ち結婚した翌年に、私は念願の犬を迎えることができた。小鳥一羽飼った経験のない妻は不安がっていたが、我が家へとやってきたイングリッシュ・ブルテリアは、愛敬のあるルックスのとおり底抜けに明るく人間も犬も大好き。永遠の3歳児と言われる、その性格は度を越したいたずらも許してもらえると思っている。手はかかるものの、その存在は圧倒的で、おおきな幸せを我が家へと運んでくれた。

そうして犬が家族の一員になってからは、夫婦揃って出かける時、公共交通機関での移動はできなくなった。犬も一緒であるから、そうなると必然的にマイカーで出かけることとなる。

私はカメラマンという職業柄、クルマでの長距離移動も少なくない。半日くらいは運転しても苦にならないので、犬との旅行も関東近県を中心に東北、関西、北陸、中国、四国と広範囲を経験している。先代犬のイングリッシュ・ブルテリアはクルマの中でも安心して寝ていることができたので、四国へ渡る際にカーフェリーを利用したこともある。

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現在、我が家の一員であるエリザベスは、捨てられてやせ細って放浪していたところを動物愛護センターに保護された。人はもちろんのこと、ほかの犬とも上手に遊ぶのだが、捨てられた過去のトラウマのせいか極度の“分離不安”があるのが旅行時には厄介となる。

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家のなかは“安心な場所”“待っていれば戻ってきてくれる”ということが分かっているのだが、クルマのなかの“置いてけぼりは”恐怖でしかない。一睡もできないだけでなく、一晩中吠え続けるだろう。先代犬では、クルマを犬小屋にしてしまえば遠距離への旅行も可能だったのだが、まだまだ日本では宿泊などの制約も多く、エリザベスとの旅行は近県だけとなっていた。

前述したように先代犬のころは一緒に何度かカーフェリーも利用した。そのころは犬を客室に入れることはできなかった。我々は客室で過ごしている間、犬はクルマのなかで寝かせているのだが、ご飯や排泄の必要があるので、深夜から早朝までの一晩の航海が限度である。しかも分離不安”があるエリザベスでは、それすら無理だろうと諦めていた。

そんなある日、カーフェリー「さんふらわあ」に“ウィズペットルーム”という愛犬と一緒に宿泊できる部屋ができたという話を聞いた。同じ部屋に連れていくことができ、ドッグランまであるという。いい船ができたものだ。

≫新造船「さんふらわあ ふらの」について詳しくはこちら

この連日の猛暑で、朝の散歩の時間はどんどん早くなり、日課である代々木公園への散歩は、明るくなった朝5時からはじめて1時間も歩けば、もう汗だくとなってしまう。

そうだ、この夏は涼しい北海道へ行こう!

出港地の大洗港までは我が家から2時間弱。犬もケージのなかでおとなしくしていられる距離だ。

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出港手続き後、クルマごと船内へと誘導される。犬と同じ部屋に泊まれるのだが、一般の乗客との共有スペースは持参したケージやキャリーバッグ、もしくは船に備え付けられているペットカートを使うことになる。そうしたことを考慮し、犬連れの乗客はエレベーターホール近くへの駐車となる。無線を使った誘導はとても手際がよかった。

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ペットカートの耐荷重は68kgまでのものも用意されており、「さんふらわあ」のペットに対する本気度が感じられる。こうしたことで好感度は大きくアップする。

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そして、ペットカートに犬を乗せて6階へ。 “ウィズペットルーム”は5階と6階 、2つのフロアにある。往路は6階の2人部屋の“スーペリアウィズペット オーシャンビュー” だ。その名の通り海が一望できる部屋なのが嬉しい。

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乗船前に一度、犬の排泄をすませているので、部屋につなぎ、まずは妻と船内を見学。レストランにある北海道限定のサッポロクラシックビール生がセルフサーバーで購入できるのも嬉しい。さっそく(妻が)美味しくいただいた。

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お土産物などを販売する売店では、ご当地ものの食品から、「さんふらわあ」乗船記念のグッズも豊富にラインナップされていて、そのどれもが可愛い。ついつい散財してしまった。

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男女に分かれた広々とした大浴場も快適である。ジェットバスやサウナもあり、運転の疲れを癒してくれる。

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翌朝、犬にご飯を食べさせて5階デッキにあるドッグランへ。ドッグランへの入場はルームキーを挿入する必要があるので、飼い主以外は入れない、これは安心だ。

手前には、預けるタイプのドッグルームもあり、覗いてみたところエアコンが完備され、大小約30あるケージはすべて鍵付きとなっている。一人でお泊まりできる犬ならば、これを利用してもよいだろう。

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ドッグランにはドッグルームのケージでお泊りしていたバーニーズ・マウンテンドッグのキロロちゃんが、太平洋から吹く風に涼んでいた。エリザベスも仲間にいれてもらい、しばし犬同士を遊ばせる。犬も長旅のあいだ、こうしてお友達を会えるのはとても嬉しそうだ。

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苫小牧に到着し、乗船時同様に安心感のある誘導で順次下船となる。苫小牧港から、そのまま海岸沿いを走ると、登別温泉を越えて、サミットで一躍有名になった洞爺湖がある。今まで知らなかったのだけど、この一帯も温泉地だそうだ。

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火山の噴火で隆起したという昭和新山を見学し、ご当地アイスで涼む。甘くて私好みの味が嬉しい。しかし、今年の夏の北海道は異常気象なのか、日中はとにかく暑い。そういえば、ちょうど1年前も仕事でこの地を訪れているが、汗ひとつかかなかったのに・・・。

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お土産物屋さんに、このまま国道230号線をニセコ方面に行くとサイロ展望台という高台があり、そこからは洞爺湖全景が見えると、教えられたサイロ展望台へ。ここは高台だけあり、爽やかな風が流れている。エリザベスも涼しくなったようで、芝生に転がり、体を草に擦り付けて喜んでいる。

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ニセコ町ポテト共和国にあるペンション“カントリーイン・ミルキーハウス”が本日の宿泊地。どんなサイズの犬にも制限がない館内が嬉しい。地元の新鮮で美味しい素材を使った料理をふるまってくれる食堂でも、犬と一緒にいれるのだ。

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犬との旅行は飼い主は嬉しいが、ことある度に、隔離されては、逆に犬にとっては迷惑なこと。ストレスになるなら外出しないほうが良いという考えになってしまう。普段の生活を同じようなできる宿はとても嬉しい。

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翌朝、朝食前にミルキーハウスのオーナー西尾さんの案内で、ペンション周辺を散歩。ダチョウが飼育させている牧場もあり、エリザベスは大興奮。

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四季折々の花を育てる個人邸の見学など、地元の人のアテンドならではの場所にも連れていってくれた。

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そして、40年間吹き続けているというホルンの生演奏を聴かせてくれる。アルペンホルンという長い管楽器で、音程は吹き方のみでコントロールするという。ニセコの山々を眺めながらしばし静聴。

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そして宿へ戻り、朝食をいただいたら出発だ。

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カントリーイン・ミルキーハウス

住所
北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ482-1ポテト共和国
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蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山を臨む芝生で、しばしエリザベスと散歩を楽しむ。

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隣接するミルク工房にはレストランから軽食、地元作家によるアクセサリーやグラスといった個性的なお土産もあり楽しめる。妻は今年流行している籐でできたバスケットを購入してご機嫌だ。

せっかくだから、東京住まいでは普段見ることのない日本海を見てみようと余市を目指す。

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ニセコからのルートは北海道の雄大な自然のなかを通るワインディングとなっており、最高のドライブロードとなっている。

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余市といえば国産スコッチウイスキーで有名なニッカの蒸留所がある。広大な敷地にある、さまざまな工程を行う工場は、それぞれ見学できるようになっており、飲食コーナーでは無料の試飲もできるという太っ腹。

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妻はブレンド、シングルモルト、アップルワインの3種を試して満足の様子。一方、運転手の私は羨ましく眺めるのみ。それでも香りだけも充分楽しませてもらえた。

ニッカウヰスキー余市蒸溜所

住所
北海道余市郡余市町黒川町7−6
営業時間
施設によって異なりますのでHPを参照ください
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駆け足の北海道旅行、ふたたび苫小牧港から乗船し帰路へ。夕方出発の「さんふらわあ」晩御飯は地元スーパーで購入したお寿司だ。スーパーのお寿司といえども、さすがに新鮮なネタ。同時にスパークリングワインも仕入れ済みである。

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帰りの客室は最大4名まで収容できる部屋でゆったりとしている。自宅にいる時と同じように犬とくつろぎながら、大洗までの約19時間、最後の航海を楽しむとしよう。

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今回の撮影旅行の足として借り出したルノーのカングー。かわいい見た目以上に、大人2人と犬、そして3泊分の荷物を積んでも余裕のある室内空間が魅力的だ。ターボ付きとはいえ、わずか1.2Lのエンジンは意外にも実用域で力強い走りを披露する。ルノー伝統の懐の深い足回りもあいまって、広大な北海道の大地をどこまでも走りたくなった。
●ルノー カングー ゼン EDC
全長×全幅×全高(mm):4,280×1,830×1,810
エンジン: 1.2Lターボ付直列4気筒DOHC16バルブ
最高出力(EEC):84kW(115ps*1)/4,500rpm
最大トルク(EEC):190N・m(19.4kgm*1)/1,750rpm
トランスミッション:6速EDC(エフィシエント デュアル クラッチ)
価格:2,599,000円(税込)
問合せ:ルノー・コール 0120-676-365(9:00〜18:00・年中無休)
*1:参考値
(取材協力)
ルノー・ジャポン

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