なぜ、あなたは弾丸フェリーに?アイキャッチ

もくじ

現地0泊、船内2泊。とんぼ返りの「弾丸フェリー」を利用している人は、何をキッカケに、どんな旅を、誰と楽しんでいるのでしょうか。それぞれの楽しみ方や使い方を、取材記者が実際に大阪~別府航路の「さんふらわあ こばると」に乗船して聞いてきました!

別府へ弾丸!長濱さん親子
「あぁ、憧れの親娘タンデムツーリング!」

別府へ弾丸!長濱さん親子 「あぁ、憧れの親娘タンデムツーリング!」1

大阪から九州で弾丸ツーリングを楽しむために乗り込んだという長濱さん親子。バイク好きのパパさんなら、子供とのツーリングというのは誰もが夢見るものですよね。いや〜羨ましい!

「やっぱり娘ができた時から、いつかは…って思っていましたね」

実は去年、奥様も一緒にクルマで志布志の弾丸ドライブを楽しんだそうですが、今回は娘さんと二人きりでのワインディングライドを120kmほど楽しむ弾丸旅行に。ついに念願が叶ったということなんですね。

「そうですね。フェリーの旅なら、食事もゆっくりできて睡眠もしっかりとれるから、家族の負担が少なくて気に入っていますし、仕事の都合で休みをとれない時でも弾丸フェリーなら限られた休日に出掛けることができるのがうれしいですね」

なるほど。それにしても娘さんもヘルメットを持つ姿もすっかりサマになっていますねぇ。

「まだ11歳ですけど、バイクは大好きです。将来は免許をとれる年齢になったらすぐバイクに乗りたいです!」

いやぁステキですねぇ〜!夢にまで見た娘さんとの二人旅を九州で満喫してきてくださいね!

別府へ弾丸!ベールさん(仮名)ファミリー
「ノープランでMAX遊び倒すファミリー旅!」

別府へ弾丸!ベールさん(仮名)ファミリー 「ノープランでMAX遊び倒すファミリー旅!」1

仲良く談笑中をお邪魔しました、ベールさん(仮名)ファミリー。実はこのご家族、筆者が大阪からのフェリーを下船後に港周辺を取材している時、大きなキャリーバックをゴロゴロ引っ張りながら歩いて砂湯へ移動している姿を発見していたので、その様子からもしかしてノープランの弾丸旅行だったのではないか?と予想して声をおかけしました。

「はい、完全に行き当たりばったりの旅でしたね(笑)。でも1日たっぷりいろんなところへ行けましたよ。朝一番で別府海浜砂湯へ行って、別府健康ランドで泥温泉に入って、地獄めぐり、竹瓦温泉や別府市場なんかにも行きました」

なかなか充実のノープラン旅行ですね!レンタカーですか?

「いえ、ほとんど徒歩です。途中タクシーを使った時に、運転手さんに別府健康ランドの泥温泉を教えてもらい、それは是非行ってみたい!ってことで立ち寄りました」

 家族でそういう旅行って、新鮮で楽しそうですねぇ。

「行きたいところはほとんど回れたし、めちゃ楽しかったですよ!」と娘さん。

「うちの娘は、一人は学生で、もう一人は就職してるんですけど、主人も仕事がありますから、家族みんなの休みが合う日は限られています。うちみたいな家族にとっては弾丸フェリー旅って最適なんです」とお母さん。

ちなみに、弾丸フェリーは初めてですか?

「テレビで弾丸フェリーのことを知って、ネットで調べて今回初めて利用してみましたけど、本当によい旅になりました!」

大阪へ弾丸!三重野さんファミリー
「孫との思い出づくりで大阪へGO!」

大阪へ弾丸!三重野さんファミリー 「孫との思い出づくりで大阪へGO!」1

ツーリストルームでお孫さんとトランプを楽しんでいた三重野さんファミリー。今回は別府から大阪へ、お孫さんの社会体験のために旅へ。「さんふらわあ」の旅は、おじいちゃんおばあちゃんは何度も経験済みとのことでしたが、弾丸フェリーは今回がはじめてとか。

「大阪へ行って、大阪城を見たりたこ焼きを食べたり、大阪がどんなところか巡りながら、思い出を作ってあげて、オトナになった時に思い出に残るような体験をさせてあげたいと思いましてね」と、優しいお孫さん思いのおじいちゃん&おばあちゃん。

「弾丸フェリーは時間を有効に使えるし、船内でゆったり過ごせるから良いですね。孫には、私たちの世代じゃないと教えられないこともあるでしょうから、この2日間でいろんな話をしたり、いろんな場所へ行きたいですね」

そんなお話を聞いている間も、お孫さんは「早く~トランプやりたい!」とお待ちかねなので…インタビューはこのへんで失礼!

別府へ弾丸!増田さん親子
「息子と親父のちょっとシャイな男旅!」

別府へ弾丸!増田さん親子 「息子と親父のちょっとシャイな男旅!」1

なぜか寒空の下、ざるうどんを食べている男旅の3人を発見。あのぉ、なんでこんな寒いところで食事を…

「あ、とくに意味はないです…」とお父さん。中1のお兄ちゃんと、小3の弟くんと、男3人での旅はどうでしたか?

「小3の息子とテレビを観ていて、弾丸フェリーを紹介していたので、面白そうやなぁ、と。実は下の子供が生まれたばかりでして…」とお父さん。

なるほど、春休みとはいえ、ママはそれどころじゃないとうことで…で、男旅ですか。

「フェリーを降りてからレンタカーを借りて、地獄めぐりをしてきました。ちょっと体力的にはしんどかったけど、息子たちにとって良い思い出になったらいいんですけどね」

 そう語るお父さんはシャイな方なのでしょうか、写真は背中で勘弁してとのことでしたが…お兄ちゃんたちは、弾丸フェリー旅はどうでしたか?

「楽しかった!また行きたい!」と弟くん。お兄ちゃんはちょっと照れながら「うんうん」とうなずいておりました。

うーん、弾丸フェリーで男旅、なんだか、イイね!

フェリーの旅は、時間を有効に使えるのはもちろん、目的地への移動中も濃密な旅の時間を楽しむことができます。今回、船内で出会った弾丸フェリーの4家族のみなさん、素敵な笑顔でいっぱいでした。少し大げさかもしれませんが、弾丸フェリーの旅なら現代社会の中で希薄になりがちな“家族の絆”が深めることができるのではないでしょうか。

続きましては、今回の乗船では弾丸フェリーではなかったものの、こういうフェリーの使い方があるのか!と目からウロコだった方や、こういう旅を弾丸で楽しむのもありかも?と感じた方をご紹介いたします。

語り合うからフェリー!兵庫県K高校ラグビー部のみなさん
「卒業旅行で一生の思い出づくりを!」

語り合うからフェリー!兵庫県K高校ラグビー部のみなさん 「卒業旅行で一生の思い出づくりを!」1

デッキでわいわい写真を撮っていた某高校の部活メンバー。今回は卒業旅行で大阪から「さんふらわあ」に乗って九州へ。別府へ到着してからは、バスで別府温泉へ行って、ホテルに宿泊。翌日は電車で博多へ移動して、九州の旅を楽しむのだそう。

青春ぶっちぎりの若いみなさんは、なぜ「さんふらわあ」の旅を利用したのでしょうか?

「部員の一人が以前、九州を旅したのがとても楽しかったという話をしていたので、それならみんなで卒業記念に九州の魅力を満喫しに行こう!という事になり、せっかくなのでワイワイみんなで楽しめる船旅を選んでみました。船内にはいろんな場所があって、時間を気にせず目一杯しゃべったり笑ったりできるので、「さんふらわあ」の旅を選んで正解でした!」

なるほど!これからみんながそれぞれの道を進む高校部活のチームメイト。よい思い出作りを楽しんできてね!そして忙しい社会人になったら週末の弾丸フェリーにぜひどうぞ。船の中なら語り合う時間も十分ありますよ!

ゆっくりしたいからフェリー!池田さんファミリー
「親子三世代の時間をたっぷり共有!」

ゆっくりしたいからフェリー!池田さんファミリー 「親子三世代の時間をたっぷり共有!」1

神戸からやって来たという池田さんファミリー。おじいちゃんとおばあちゃんは、「さんふらわあ」旅をこれまで何度も経験しているそうですが、ママさんは今回が初めてとのこと。

「フェリー旅がこんなに快適とは思わなかったです!レストランも広くてキレイで美味しいし、ホテルみたいなお部屋でゆっくりできるので、とても満足しています。予想外でした!」とママさん。

おじいちゃんいわく、「うちは神戸なんですが、神戸からの航路を利用せずにわざわざ大阪まで来て乗る価値が、「さんふらわあ」にはあるんですよ」と、大阪~別府航路がお気に入り。

親子三世代の九州旅は、由布院から博多、阿蘇へとドライブを楽しむそうです。チビちゃんが大きくなった時には、弾丸フェリーで旅を楽しむのもいいかもしれませんね!

学生だからフェリー!入田理央さん・エブリンさん
「大阪と九州のホットラインは留学生にも人気!」

学生だからフェリー!入田理央さん・エブリンさん 「大阪と九州のホットラインは留学生にも人気!」1

別府にあるAPU(立命館アジア太平洋大学)の学生さんという入田さん。
一緒にいたエブリンさんは、入田さんの彼女の友達らしいのですが…ど、どういうこと?

「僕は実家が京都なので、「さんふらわあ」は良く利用します。今回は春休みを終えて、彼女と一緒に別府の大学へ戻る予定でしたが、彼女が急遽就職活動で大阪に残ることになり、乗船する直前、たまたま彼女と仲良しのエブリンさんが同じ船に乗るということで紹介されて、今ここで一緒にいる、というわけなんです」

試験と旅行をかねて大阪へ行っていたそうですが、聞くとAPUの学生さんは、かなり「さんふらわあ」の利用が多いらしい。

「うちの大学は、生徒の51%が海外からの留学生で、中国、韓国、インドネシア、ベトナムなど様々な国の人がいます。学校が休みになると、みんな大阪へ旅行に行くために「さんふらわあ」に乗って、よく弾丸フェリーで遊びに行ったりしていますね」

そうですか。APUの学生さんは、「さんふらわあ」のお得意様ってことなんですね。毎度ご乗船ありがとうございます!

国際結婚だからフェリー!松永さん夫妻
「外国人、日本の良さを「さんふらわあ」で知る!」

国際結婚だからフェリー!松永さん夫妻 「外国人、日本の良さを「さんふらわあ」で知る!」1

船内で楽しそうに記念撮影をしているご夫妻にもお話を聞いてみましょう。あれ、もしかして海外からのお客様かな…ええっと…エ、エクスキューズミ〜?(汗)

国際結婚だからフェリー!松永さん夫妻 「外国人、日本の良さを「さんふらわあ」で知る!」2

「あ、私は日本人なので大丈夫ですよ」との奥様の言葉にホッとしました…。

大阪からお越しになったという松永さん夫妻。ご主人はイギリスの方で、今回は行ったことがないという九州北部を旅するために、「さんふらわあ」に乗船されたそうです。

「私の母が「さんふらわあ」のCMをみて、フェリーの旅もいいんじゃないかって勧められて、乗ってみました。実は私、船酔いするので、乗る前は少し不安でしたけど、瀬戸内航路の別府行きは揺れも少ないようですね。ほとんど揺れを感じないですし、快適な船旅が楽しめています」と奥様。

別府へ着いてからは、由布院方面への旅を楽しまれるそうですが、ご主人、「さんふらわあ」の旅はいかがでしょうか?

「日本の船はキレイで快適ですね。これから向かう九州での旅も楽しみです。たっぷりと日本の良さを体験してきたいですね」

そうですか。ではどうか日本の温泉と日本の魅力をゆっくり楽しんできてくださいね。

初めての日本だからフェリー!ウイリアムさん&リアさん
「外国人、日本の良さを探して「さんふらわあ」に乗る!」

初めての日本だからフェリー!ウイリアムさん&リアさん 「外国人、日本の良さを探して「さんふらわあ」に乗る!」1

続きまして、海外からのお客様。レストランで朝食後のコーヒーを嗜んでいらっしゃるところを、スマホの翻訳アプリを駆使してインタビューです。

オランダから日本を知る旅に来られたというウイリアムさん&リアさん夫妻。日本は今回が初めてだそう。

「「さんふらわあ」を利用したのは、フェリー旅で節約するため。大阪から別府へフェリーで渡り、これから由布院~長崎と回ります。その後、広島へ電車移動して、さらにフェリーで愛媛へ。大阪へ戻って、京都を巡るという長い旅を楽しんできます」

そんなにロングステイなんですね!「さんふらわあ」は長旅のアクセントにもなるんでしょうね。

「私はチューリップの球根生産者だったんですが、今は年金受給者です。時間とお金を有効的に使って、いろんな場所を旅しています」

なるほど、だから長崎方面へも行くんですね。そういえば、ちょうどハウステンボスはチューリップが見頃ですからね。

初めての日本だからフェリー!ウイリアムさん&リアさん 「外国人、日本の良さを探して「さんふらわあ」に乗る!」2

「私たちは日本の魂を確かめる旅を楽しみたいんです。本当に日本人は親切だし、日本の食べ物は美味しい。街もキレイですし、素晴らしいですね」

ちなみに、「さんふらわあ」の旅はいかがでしたか?

「そりゃとても満足しているよ。船内は驚くほどキレイで食事もおいしい。ゆったりと時間を過ごせて本当に良い時間を過ごせたよ。ありがとう!」

初めての日本だからフェリー!ウイリアムさん&リアさん 「外国人、日本の良さを探して「さんふらわあ」に乗る!」3
「さんふらわあ」スタッフジャンパーで取材中の筆者。怪しいものではございません!

いかがでしたか?人それぞれの弾丸フェリー、十人十色の「さんふらわあ」の旅、乗船客の数だけエピソードやドラマは存在するのですね。思い想いの旅情をのせて、今日も「さんふらわあ」は海を進みます。またいつか「さんふらわあ」の船内でお会いしましょう!See you!

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