実は無類の温泉好きだった! 鹿児島〜宮崎『西郷どんゆかりの温泉』を巡ろうアイキャッチ

もくじ

西郷隆盛の劇的な最期で幕を降ろしたNHK大河ドラマ「西郷どん」。ドラマ終盤で頻繁に登場したのが温泉の入浴シーンです。実は西郷どんは無類の温泉好き。明治政府を追われるようにして故郷へ戻った後、鹿児島や宮崎の温泉地に頻繁に足を運んでいます。確かな史料に裏付けられた温泉もあれば、単なる伝承による温泉もありますが、ゆかりの温泉は今もまだたくさん九州南部に残されているのです。

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もっとも足しげく通った「日当山温泉」(鹿児島県霧島市)

もっとも足しげく通った「日当山温泉」1

西郷どんがもっとも足しげく通ったと言われるのが、現在の霧島市にある「日当山(ひなたやま)温泉」です。鹿児島市街からは、最寄りの日当山駅まで電車で40分。鹿児島市街で西郷どんの生まれた家や、非業の死を遂げた城山などを観光した後に、訪ねてみてもいいでしょう。

日当山温泉には、「西郷どんの湯」と呼ばれる共同湯があり、西郷が滞在した旧家も復元されています。旅館部の建物の壁には、西郷どんのイラストが描かれています。

大河ドラマのおかげで、「お客さんもけっこう増えた」と言うのは、温泉組合の勝目理事長。西郷どんの時代は、石で囲っただけの野天湯だったようです。

もっとも足しげく通った「日当山温泉」2

西郷どんがこの地に来る度に身体を癒やしていたお湯が、いまもこんこんと湧き立ちます。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。

入浴料はわずか250円というのも嬉しいですね。しかも1,800円で素泊まりもできるのですから、さすが西郷どん、太っ腹!と言いたくなります。

日当山温泉 西郷どん湯

所在地
鹿児島県霧島市隼人町1462-2
電話
0995-43-3870
料金
大人250円 素泊まり1,800円
営業時間
6時〜21時(立ち寄り湯)
休み
第4月曜

明治6年、帰郷した年の暮れに過ごした「鰻温泉」(鹿児島県指宿市)

明治6年、帰郷した年の暮れに過ごした「鰻温泉」1

明治維新後の明治6年、征韓論に破れ、政府を追われるようにして帰郷した西郷どん。その年の暮れに足を向けたのが、指宿市山川町の「鰻温泉」です。

JR山川駅から車で15分。四方を山に囲まれ、火口湖である鰻池の湖畔にたたずむ江戸時代からの静かな湯治場です。現在、区営の共同浴場があります。

明治6年、帰郷した年の暮れに過ごした「鰻温泉」2

泉質は単純硫黄泉。源泉温度は88.8度と高いですが、肌ざわりがやわらかく、皮膚病に効果があるといわれています。

入浴料は大人200円と格安です。ひなびた温泉地で、のんびりと過ごしてみてはいかがですか。

区営鰻温泉

所在地
鹿児島県指宿市山川成川6517
電話
0993-35-0814
料金
大人200円、小学生100円、乳幼児50円
営業時間
8時~20時
休み
第1月曜

明治7年に3ヶ月滞在した「白鳥温泉」(宮崎県えびの市)

明治7年に3ヶ月滞在した「白鳥温泉」1

鰻温泉に足を運んだ翌年の明治7年には、宮崎県えびの市(当時は薩摩藩領)の白鳥温泉を、西郷どんは訪ねています。この「白鳥温泉」には約3ヵ月も滞在したそうです。

明治7年に3ヶ月滞在した「白鳥温泉」2

JRえびの駅から車で15分。現在その場所に、宿泊もできる入浴施設「白鳥温泉 上湯」があります。敷地内には西郷どんが来たことを記念した「南洲曽遊之地」の碑があります。

明治7年に3ヶ月滞在した「白鳥温泉」3

泉質は単純酸性泉。内湯と露天風呂からのえびの市(加久藤盆地)の眺めは抜群です。

母屋から少し離れた場所には、天然の温泉蒸気を利用した蒸し風呂もあります。薄暗い小屋の中でじっと熱さに耐えていると、足元からゴボッゴボッと温泉が湧く音……西郷どんも同じような体験をしたのでしょうか。

歩いて5分の「地獄谷」も見学可能。入浴料が蒸し風呂込みで310円というのは破格の安さです。

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白鳥温泉(上湯)

所在地
宮崎県えびの市末永1470
電話
0984-33-1104
料金
大人310円、小学生210円 宿泊は1室11,310円(3人まで)
営業時間
7時〜20時(日帰り入浴)
休み
なし

明治9年、西南戦争前に過ごした「栗野岳温泉」(鹿児島県湧水町)

明治9年、西南戦争前に過ごした「栗野岳温泉」1

西南戦争の前年の明治9年には、現在の鹿児島県湧水町にある「栗野岳温泉」に西郷どんは滞在しています。JR栗野駅から車で10分ですが、栗野岳のふもとにあり、豊かな自然にあふれています。

明治9年、西南戦争前に過ごした「栗野岳温泉」2

西郷どんは、ここで愛犬とともに狩猟を楽しみ、温泉に癒されたのでしょうか。人生最後の安らかな時間を、ここで過ごしたと思われます。

こちらには、南洲館という一軒宿があり、宿の前のバス停では、パネルの西郷どんが出迎えてくれます。お風呂は3つ。それぞれ建物は離れています。

明治9年、西南戦争前に過ごした「栗野岳温泉」3

酸性単純硫黄泉で薄白くにごっているのが「桜湯」。

明治9年、西南戦争前に過ごした「栗野岳温泉」4
明治9年、西南戦争前に過ごした「栗野岳温泉」5

黒く濁った「竹の湯」は酸性・含鉄-アンモニア-硫酸塩泉で、石造りの浴室は雰囲気抜群です。

明治9年、西南戦争前に過ごした「栗野岳温泉」6
明治9年、西南戦争前に過ごした「栗野岳温泉」7

そして3つ目が「蒸し風呂」です。

入浴料は1ヵ所300円。3ヶ所入ると700円ですから、全部入らない手はありません。

蒸し風呂の脇の道を、10分ほど山の中に入っていったところに「八幡地獄」があります。

明治9年、西南戦争前に過ごした「栗野岳温泉」8

地面からもうもうと蒸気を噴き出している様子は、確かにこの世のものとは思えない迫力。その蒸気で丸々一羽蒸しあげる「蒸し鶏」は同旅館の名物。
日帰り客も、お土産として購入できます。

栗野岳温泉 南洲館

住所
鹿児島県鹿児島県姶良郡湧水町木場6357
電話
0995-74-3511
料金
お風呂1ヶ所300円、2ヶ所550円、3ヶ所700円(それぞれ小学生・幼児料金あり) 宿泊は1泊朝食のみ7,430円〜
営業時間
9時〜20時(日帰り入浴)
休み
なし

他にも、鹿児島市の「有村温泉」、日置市の「吹上温泉」、薩摩川内市の「川内高城温泉」、指宿市の「二月田温泉」(以上鹿児島県)、えびの市の「吉田温泉」(宮崎県)なども、西郷どんゆかりの温泉といわれています。

それぞれ広範囲に点在しているので、例えば「さんふらわあ」舟遊プランを使って、鹿児島の志布志に上陸し、マイカーやレンタカーで湯巡りをしながら北上、別府や大分から帰途につく……なんてのも、オススメですよ。

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