阿蘇周辺の絶品スイーツ7選

こんにちは！阿蘇・南小国エリアを中心に情報発信をしているWebメディア「SMO南小国」の編集長、かじちゃんこと梶原です。
今回は「さんふらわあ」で大分や別府にお越しになられた際に、ぜひともお立ち寄りいただきたい阿蘇周辺のおすすめ絶品スイーツ7選をご紹介します。
「熊本や阿蘇って、大分からだと遠いんじゃない？」という心配はご無用。クルマで走ることたったの80分で広大な自然に囲まれた阿蘇エリアに到着します。
阿蘇ならではの食材や絶景を楽しみながら、こころもからだも喜ぶスイーツを紹介していますので、是非お気に入りのお店を見つけてください。

＜編集部コメント＞
熊本は人気の観光スポットが集まる、九州でも注目のエリア。中でも阿蘇エリアは、「火の国 熊本」の象徴ともいえる「阿蘇山」、大地から清らかな水が湧き出す「白川水源」、悠久の歴史を有し、震災からの復興のシンボルともなっている「阿蘇神社」、牛の乳しぼりやポニー乗馬などたくさんの動物とふれあえる「らくのうマザーズ阿蘇ミルク牧場」など、さまざまなジャンルの観光スポットが揃っています。観光もスイーツも楽しみたいとお考えの方は、チェックしてみてください。

2016年の熊本地震にて甚大な被害を受けた阿蘇神社。拝殿などの再建工事は終了し、残すところ楼門と楼門北回廊の復旧を残すのみとなり（2024年度工事終了予定）、毎日多くの参拝者で賑わいをみせています。

そんな阿蘇神社のお隣にあるのが門前町商店街。食べ歩きのできるお店も数多くあり、休日はたくさんの観光客の方が食べ物を片手に散策を楽しんでいます。
そんな商店街の中で、あま〜い香りが漂うお菓子屋さんがココ。

こちらの絶品スイーツは「たのシュー」（130円）。阿蘇の水を使っているのが美味しさの秘訣なんだとか。大きさはちょっぴり小ぶりで、片手におさまるサイズ。
小さくても、中には溢れんばかりのカスタードクリームが。皮部分のアーモンドが香ばしく、コクのあるクリームとの相性抜群。

＜編集部コメント＞
阿蘇神社の参道に広がる門前町商店街には「阿蘇お菓子工房たのや」の他にも、お肉屋さんの揚げたてコロッケ、タレが香ばしい肉巻きおにぎり、お豆腐屋さんの豆乳甘酒、阿蘇ジャージー牛乳を使用したソフトクリームや手作りフローズンシェークなど、美味しそうな食べ物を提供しているお店がたくさんあります。阿蘇神社を参拝する前後に、召し上がってみてはいかがでしょうか。

スイーツといえば“和スイーツ”も忘れてはいけませんね。阿蘇エリアの中でも、特に地元の方々から根強い人気を誇るのが後藤万十店。毎日手作りのお饅頭は、定番のあんこなどのほかに、阿蘇ならではの高菜やきんぴら、芋りんごなどの変わり種もあります。

こちらの絶品和スイーツは「いきなり万十」（90円）。熊本名物といえば薄い餅生地にあんことお芋が入っている“いきなり団子”が有名ですが、その餅生地の部分がお饅頭の生地になっています。

自家製のあんこと大きなお芋は、やさしい甘さで飽きがきません。生地はもっちもちで、食べ応えがあり、ひとつでも十分な満足感が味わえます。

＜編集部コメント＞
「宿場茶屋後藤万十店」は古民家風で、ほっと落ち着ける空間。現在の店主は3代目で、おばあちゃんの時代から変わらぬ味を大切に守り、饅頭の種（発酵菌）を代々受け継いでいます。元祖阿蘇高菜やきんぴら、切り干し大根など、阿蘇の素材にこだわった惣菜系の饅頭も気になるところ。ぎっしり詰まった具材の塩味と皮の甘味が絶妙にマッチして、いくらでも食べられそう。店内にはハンドメイドの雑貨コーナーもあります。

南阿蘇エリアの入口にあるバウムクーヘン専門店。阿蘇全体でもバウムクーヘンのみを取り扱っているお店はここだけ。

こちらの絶品スイーツはもちろんバウムクーヘン（250円）。ドイツから輸入した専用オーブンでひとつずつ焼き上げているバウムクーヘンは、甘さ控えめでほどよくしっとり。鼻から抜けるバターの香りがクセになるやさしい味わいです。

＜編集部コメント＞
お店に入るとくるみ割り人形が出迎えてくれる「CAFE TIPPEL」。店内にはドイツ雑貨の展示販売コーナーが設けられ、くるみ割り人形や煙出し人形など、本場ドイツの可愛い雑貨が購入可能です。バウムクーヘンやドリンクは可愛らしいドイツ伝統の食器に盛り付けて提供されます。ドイツの空気を感じながら、おすすめのバウムクーヘンをお楽しみください。

創業14年にもなる仲良しご夫婦が営むカフェ。絶景を眺めながらスイーツを堪能したいなら、ココは絶対に外せません。

テーブル席とテラス席とありますが・・・
天気が良ければ是非ともテラス席へ。

こちらの絶品スイーツは本日のケーキセット（ワンドリンク込み850円）。基本的にはベイクドチーズケーキと、季節の食材を使ったケーキの2種類から選べます。今回は1日に何度も焼くこともあるという不動の人気を誇るベイクドチーズケーキを注文。

グッとくる力強いチーズの風味で食べ応え◎！添えてあるアイスがまろやかな味わいにも変化させてくれます。阿蘇五岳を眺めながら食べるスイーツは格別。ぜひ天気の良い日にお越しください。

＜編集部コメント＞
「一心行の大桜」や「道の駅 あそ望の郷くぎの」から車で10分ほどのところにある「カフェ プルニエ」。「一心行の大桜」は樹齢400年以上になる一本桜で、木の高さはなんと14m！年間20万人もの観光客が訪れる人気観光スポットの一つです。
「道の駅　あそ望の郷くぎの」は、阿蘇の大パノラマを一望しながら食事ができるレストランの他、蕎麦打ち体験ができる施設や地元の農産物販売所、3,000坪もある広大な芝生の広場などがあります。観光の合間のおやつやランチ後のデザートに、「カフェ プルニエ」の絶品チーズケーキがおすすめです。

熊本の温泉地のなかでも代表格のひとつ、阿蘇・南小国町にある黒川温泉エリアの中心に佇む、温泉街唯一の洋菓子専門店。

こちらの絶品スイーツはジャージーミルクプリン （300円）。阿蘇の特産品である阿蘇小国ジャージー牛乳を使い、ひとつずつ丁寧に手作りしています。

＜編集部コメント＞
「パティスリー麓（ろく）」がある黒川温泉郷は、30軒の旅館が集まる温泉街。ここでは、街にある宿と里山の風景のすべてを「一つの旅館」ととらえています。地域全体でお客さまをおもてなししているので、旅館27ヵ所の露天風呂の中から、好きな3ヵ所の温泉を巡ることができる「入湯手形（1,300円）」が発行されています。おすすめは、肌ソムリエが提案している、美肌や肌トラブル解消、体質改善につながるお湯めぐり方法。自然情緒あふれる露天風呂で、お肌も心もリフレッシュした後に、ジャージーミルクプリンとジャージー牛乳を味わってみてはいかがでしょうか。

※黒川温泉の入湯手形についてはこちら

※「Cafe Ciel（カフェ シエル）」は、2022年7月現在、店内営業を見合わせています。詳細は「Cafe Ciel（カフェ シエル）」のWebサイトをご覧ください。

黒川温泉街から歩いて10分。週末（金・土・日）と祝日限定オープンのカフェ。

フランスの昔ながらの製法にならい、無添加の洋菓子作りを目指しています。
阿蘇の山々を一望できる見晴らしの良いテラス席では、時間を忘れてのんびり過ごすことができますよ。

私がおすすめしたい絶品スイーツはマカロン・ミルク（1個160円）。
阿蘇小国ジャージー牛乳を使用した練乳入りバタークリームをミルクマカロンでサンドしています。ミルクの風味が強く甘すぎないので、つい何個も食べたくなってしまう味わい。販売時は冷蔵の状態ですが、すこしクリームが溶けた常温状態がおすすめとのこと。お土産にもぜひ！

阿蘇・南小国町の中原エリアにあり、家族で経営しているアットホームなカフェ。

自家製天然酵母のパンや手作りの焼き菓子も大人気で、食事だけでなく買い物に来る方も多くいます。
天気の良い日は、緑に囲まれたテラス席でゆったりくつろぐのもいいですね。

ここで頂きたいのは季節感を大切にしているケーキ。この日はレアチーズケーキセット（ワンドリンク込900円）がおすすめの一品。
季節のフルーツを使ったケーキが多く、いつお店に行ってもその時一番美味しいものを食べられます。タルトやパイなど様々な種類のケーキがあるので、きっとあなたもお気に入りを見つけられるはず。

＜編集部コメント＞
山の木々に囲まれた「cafe Karin（カフェ カリン） 」。そこは、経営されているご姉弟が子どもだった頃にお父様が開拓し、木を植え、自然と寄り添える場所にされたそうです。自然に囲まれたこの空間でいただくデザートや、新鮮な彩り野菜を使ったお料理は絶品。地元の方にも人気のため、ランチは電話予約をおすすめします。さらに、隣接する「TSUNAGU」では一日一組限定で宿泊が可能です。食事は季節の野菜料理からスープ、パン、パスタ、お肉料理、デザート＆お飲み物をcafe Karinでご用意。自然の音に包まれながら、おいしいコース料理をご堪能ください。

阿蘇エリアのおすすめ絶品スイーツ7選、いかがでしたでしょうか。 阿蘇にはまだまだご紹介したいおすすめのスイーツが他にもたくさんあります。ぜひ、「さんふらわあ」に乗って、九州へ、そして阿蘇へお越し下さい。

＊本記事は2019年の記事を、2022年7月に情報をアップデートしたものです。季節によってメニューや価格などが変わることもありますので、ご留意ください。