さんふらわあターミナル窓口での「あったかハート❤のおもてなし」対応

もくじ

「さんふらわあ」への乗船手続きを行うのりば窓口のスタッフは、乗船前のお客さまと必ず接する大切な仕事を担っています。 さんふらわあターミナル(大阪)でのりば窓口業務を行う染川さんに、日頃の業務や仕事に対する心掛けなどを伺いました。

朝7時30分から業務開始。安全な定刻出港のために尽力

鹿児島県の志布志港を出港した「さんふらわあ」は、さんふらわあターミナル(大阪)第2ターミナルに、朝の7時40分(月~金)に到着します。
1日の業務はどのような流れで行われるのでしょうか?
「本船が着岸したら、下船されるお客さまのフォローを行い、もし体調不良の方などがいらっしゃれば、必要に応じた処置や対応を取ります」

「夕方の乗船手続き開始までは、当日および翌日の予約状況の確認やお客さまの部屋の割り振りを行います。また、旅客だけでなくトラックなどの貨物車両の予約リスト作成と現場スタッフへの共有・連携など、やるべきことはたくさんあります」
のりば窓口業務は、一般のお客さま向けの発券業務に2名、有人トラックの手続きに1名、コンテナシャーシなどの無人航送の手続きに1名、そして乗船される方の検温に1名の計5名体制で行われていました(取材時)。
「乗船手続きが始まったら、受付や発券業務、お客さまのお問い合わせ対応、アナウンスなどを行い、定刻出港に向けてお客さまを誘導します。出港後は、精算業務や報告書作成をして1日が終わります」
また、夜間から早朝にかけて運航する本船との連携のため、シフトでの宿直勤務体制となっているそうです。

“コンシェルジュ”として乗船される方をサポート

飛沫対策のアクリル板を設置し、マスク着用での接客、順番待ちの間隔確保など、窓口では感染拡大防止に努めています(写真は取材時の様子)。

窓口業務では、日々多くのお客さまと接しますが、どんなことに気を付けているのでしょうか?

こまめな連絡で船内クルーと情報共有を行います。

「本船が安全に定刻出航できるよう、丁寧かつ迅速に業務を行うことを心掛けています。さまざまな事情で、予約されているお客さまが乗船締め切り時間ギリギリに到着されるケースもありますが、定刻出航を順守できるよう、本船と無線でやり取りします」

乗船前にサーモグラフィカメラによる検温を実施(写真は取材時の様子)。

新型コロナウイルスの影響で、乗船前の検温や書類の記入などもあります。密を避けるためにも、余裕を持って到着するようにしたいですね。
「もう一つ気を付けているのは、お客さまの気持ちや意図を汲み取って行動することです。『さんふらわあ』に初めて乗船される方もいらっしゃいます。私たちは“港のコンシェルジュ”として、お客さまに寄り添った対応を取るようにしています。わからないことや困ったことがあったら、お気軽に声をかけていただきたいですね」

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思い出の「さんふらわあ」。その仕事に携わる喜びと誇り

子どもの頃、家族で「さんふらわあ」に乗って九州へ旅行した思い出があるという染川さん。現在のお仕事に就いて、その時のワクワク感がよみがえってきたそうです。

幼少時に『さんふらわあ』で旅行した思い出を語る染川さん

「小さい頃に乗船した記憶は、今も鮮明に残っています。初めて『さんふらわあ』に乗船する子どもたちにとって、きっと、乗船の思い出はずっと残る出来事になるでしょう。私にも子どもがいますが、乗船して以来『さんふらわあの唄』をしょっちゅう歌うほどファンです」
関西・九州ではおなじみのあの歌ですね!
「『さんふらわあ』に携わる仕事をしていることは、私にとって喜びであり誇りです。乗船時のお客さまの期待に満ちたキラキラした表情や下船後のお客さまの笑顔を見ると、より一層そう思いますし、やりがいを感じます」

心を込めたおもてなしで、お見送りとお出迎え

「さんふらわあターミナル(大阪)は、乗船時は『さんふらわあ』と出会う場所であり、下船時は『さんふらわあ』とのお別れの場所となります。だからこそ、おもてなしの気持ちで接客にあたります。台風や荒天時には、イレギュラーな対応が必要になったり、ターミナル内をひんぱんに行き来したりする状況になることもあります。そんな時も、お客さまに接する際には、真心を込めて対応いたします」

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質問や問い合わせに、笑顔で的確に対応します。

のりば窓口のスタッフは、「さんふらわあ」に乗船されるお客さまの快適な船旅の始まりをサポートしてくれています。
「多くの方に何度も『さんふらわあ』に乗船していただけるようなファンになってほしい。そのために、心を込めた温かなおもてなしを意識して仕事をしています」という染川さんの言葉からは、「さんふらわあ」への愛が感じられました。
最後にひと言いただきました。
「安心して乗船いただけるよう、十分な感染防止対策を講じています。スタッフ一同、皆さまのご乗船を心よりお待ちしております」

お客さまに、気持ちよくご乗船いただくために。
さまざまなスタッフが港で働いています。
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