絶景Vol1アイキャッチ

もくじ

北海道には写真に残したい素晴らしい風景、景色がたくさんあります。季節ごとに様々な姿を見せてくれる北海道の絶景を求めて旅する方も多いことでしょう。今回は鉄道と風景が織りなす、春から初夏にかけての美しい北海道の写真たちをご覧いただきましょう。北海道在住の鉄道写真家・丸山裕司さんのおすすめです。

1年の半分ほどは雪で覆われる北の大地、雪そのものの情景が美しいだけでなく、四季の変化がはっきりと彩り豊かに見られる魅力に取りつかれ、私は大阪から移り住みました。

この時期、長い冬が終わって雪が解けると大地は一斉に芽吹き始めます。本州では3月〜7月の間に徐々に季節が進みますが、北海道では5月〜7月で春から夏へと一気に移り変わります。つまり1週間も違えば全く違った情景となることもあるのです。

山の頂に残る雪と新緑や花々とのコラボ、一斉に芽吹く色合い様々な緑色が織りなす情景や春紅葉は、秋の紅葉とは違った美しさが見られます。花の種類や色合いが見事なものが多いのも、この頃ならではです。

今回は私の作品の中から、この時期の北海道らしさをお伝えできる写真たちをご紹介します。

残雪の芦別岳

残雪の芦別岳1
富良野市・根室線:山部〜下金山 2017年5月撮影

辺りの雪がすっかり消え去り新緑が芽吹く頃、線路際から標高差1500m近い芦別岳を仰ぎ見るとまだ冬の姿。晴れ渡った青空に映えています。

路線の存廃問題で揺れるこの界隈の鉄路ですが、車窓にはかけがえのない素晴しい情景が広がります。

残雪の大雪山

残雪の大雪山1
愛別町・石北線:中愛別〜愛山 2014年5月撮影

北海道の屋根・大雪山系。大地が新緑の芽吹きで賑わう頃であっても、その頂は真っ白な姿を見せます。

足元の石狩川を流れる雪解け水の美しさは昔と変わりありませんが、近年は背後の木々が成長し山の姿が見えにくくなりつつあるのが少々残念です。

芝桜のじゅうたん

芝桜のじゅうたん1
美唄市・函館線:光珠内駅 2008年5月撮影

枯れ草が残る大地に広がる赤いじゅうたん。ひとつひとつは小さな花ですが、みごとな景観を作り出しています。

水田に映る夕焼け空

水田に映る夕焼け空1
旭川市・宗谷線:北永山〜南比布 2014年5月撮影

近年、評価が高まる北海道米の主産地である上川地方。沿線には水田が多くみられます。

田植えが終わったばかりの頃、風がない時に水面は鏡のようになり、空の移ろいを大地に描きます。夕日が沈まんとする頃、水田も赤く色づきました。

初夏の街角

初夏の街角1
札幌市・さっぽろ市電:西線9条旭山公園通~西線11条 2008年5月撮影

桜を始めとする春の花たちが咲き終わり、夏の訪れを告げる花、ライラック。朝晩はまだまだ肌寒いものの日中には暑さを感じる頃、その見ごろを迎えます。

夕陽に輝くカシオペア

夕陽に輝くカシオペア1
伊達市・室蘭線:有珠〜長和 2009年6月撮影

海沿いの水田を見降ろすこの地は、愛好家では有名な場所。天気が良ければ噴火湾を挟んだ対岸にある駒ケ岳を望める場所です。

1年の中でも夏至前後の夕方、寝台特急カシオペア号が通過する時には水鏡となった水田に、列車が夕陽を反射した姿を映す見事な情景が見られました。

北海道新幹線開通時に列車は廃止されましたが、今でも函館と札幌を結ぶスーパー北斗号で同様の情景が見られます。

噴火湾への落日

噴火湾への落日1
洞爺湖町・室蘭線:豊浦〜洞爺 2015年6月撮影

噴火湾は海岸から急激に深くなる海で、断崖絶壁な海岸線が続きます。その険しい所に古くは縫うようにレールが敷かれ、その後改良されトンネルで通り抜けている場所も少なくありません。

トンネルの切れ目では美しく海面を輝かす夕日が見られ、見下ろす高台からはこれら絶景が眺められます。

菜の花畑を行く

菜の花畑を行く1
岩見沢市・室蘭線:栗丘〜栗沢 2017年6月撮影

近年、緑肥としてだけでなく観光資源として活用される菜の花畑。道内では滝川市江部乙地区が有名ですが、岩見沢市内でも見事な情景が広がります。

中には線路際に広がる所もあり、最盛期には黄色いじゅうたんの中を走っているようです。広い青空とどこまでも広がるようなじゅうたんは絵画のような情景です。

素晴らしい風景の中を走る車両たちを写真に収めることは楽しいことですが、残念ながら最近、鉄道撮影のマナーについて話題に上ることが増えています。北海道に限らず、以下のことを守って撮影することをお願いいたします。

  • 鉄道用地や私有地など立ち入りが禁止されている場所には立ち入らないようにしましょう。花畑などに入るのは言語道断です。
  • 車を駐車する場所には配慮し、交通の妨げにならないよう駐車しましょう。
  • 線路横断や通行はしないようにしましょう。遅れや変更、貨物列車など、時刻表に表記がない時に列車が来ることがあります。
  • 先に撮影者が居たり地元の方が居られた場合には、ぜひ挨拶をしましょう。お互いが気持よく撮影できることにつながります。

もうすぐ春と夏が駆け抜ける時期を迎える北海道。素晴らしい風景の中を走る列車たちを、みなさんのアルバムにぜひ加えてみてはいかがでしょう。

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