MOLでは、海上職・陸上職ともに多様な業界で活躍するキャリアパスを提供しています。あなたの個性やスキルを活かし、未来に向けて多様な成長の道を切り開くチャンスをお届けします。あくまで一例ですので、参考にしていただきながら、MOLで歩むキャリアを、皆さん自身で思い描いてみてください。
船の生涯に寄り添って、会社とともに初めての道を歩いていく。

2018年入社
陸上職技術系
キャリア1船舶工学を学び、商船三井へ入社
大学で船舶工学を専攻し、船の設計から運行までの魅力を学びました。船の一生に携わりたいという強い思いから商船三井に入社し、初の技術系女性社員として、船舶工学の知識を活かし、船の仕様決定に貢献できたことに大きな誇りを感じています。
キャリア2 技術部での成長と経験
技術部で設計業務を担当し、最初は何もかもが新しくて戸惑うことも多かったですが、一人で悩まずに周りの上司や先輩の力を借りながら多くを学びました。自分で調べる重要性を教わり、少しずつ自信を持って仕事に取り組むようになり、後輩にも教えられる立場になったことが嬉しいです。
キャリア3現場監督としてLNG燃料フェリーに挑む
現場監督としてLNG燃料フェリーの建造に関わることができ、設計図面を実際に見ることができたのはとても新鮮で貴重な経験でした。現場での挑戦は日々新しい発見の連続で、毎日が学びの場であり、これからの船舶管理に活かせる知識として大きな財産です。
キャリア4プロジェクトマネジメントを目指して
将来はプロジェクトマネジメントができる人材になりたいと考えています。これまでの経験を活かし、船舶建造から就航後までの全過程に深く関わり、より良い船をつくるために貢献したいです。また、社内の女性技術者の活動にも積極的に関わり、後輩たちと共に新しい挑戦をしていきたいと思っています。
未来の自分への期待
これからも技術者としてのスキルを磨き、さらに広い視野でプロジェクトをリードできるようになりたいです。商船三井で得た経験を活かし、女性技術者として後輩たちに良い影響を与えられる存在でありたいと思っています。これからの挑戦を通じて、より成長した自分を期待しています。
育児と仕事の両立を乗り越え、管理職へ!
広い視野で事業の発展を目指す

2008年入社
陸上職事務系
キャリア1ダイナミックな仕事への憧れと英語克服
元々海外への憧れが強く、また海が近い場所で育ったこともあり、船を見る機会が多くありました。その中で一番印象的だったのは、大型のLNG船。そのダイナミックさと、外国から貨物を運んでくることで、世界中のエネルギーインフラを支えているということに魅力を感じ、入社しました。海外に憧れがありつつも実は入社当初は英語が苦手だったのですが、会社の研修プログラムや個人で英語サークルに参加することで少しずつ克服しました。
キャリア2船のオペレーションで知識を深める
入社4年目で油送船部に異動し、原油船のオペレーションを担当。船の専門知識が必要になり、当初は苦労しましたが、船舶管理を担当する船長や機関長に教わりながら、トラブルに対応していき、自信を付けました。この時に得た、船の知識は、現在の業務においてもしっかりと役立っています。
キャリア3インド研修とシンガポール駐在で視野が広がる
インドでの研修やシンガポール駐在は、自分を大きく成長させてくれました。インドでは、現場で働く作業員たちと接し、商船三井の仕事が世界中の人々と繋がっていることを深く実感しました。シンガポールでは異なる文化の中でビジネスの進め方を学び、海外でも事業を推進していく手法を学びました。
キャリア4育児と仕事を両立し、管理職へ
シンガポール駐在後、育児休業を二度取得し、現在の曳船・関連事業チームに配属されました。育児と仕事を両立するため、家族や周囲のサポートを受けながら、管理職としての業務や国内外の出張もこなしています。より責任のある立場となったことで、事業発展に貢献するため、日々挑戦しています。
未来の自分への期待
これからの自分に期待するのは、より広い視野を持って、チームをリードし、挑戦を恐れず、突き進んでいくことです。現在関わっているのは、伝統のある事業ではありますが、新しいことも取り入れながら、事業に関わる人達と共に成長していけることを目標に、頑張っていきたいと考えています。
不安でも新しい世界に飛び込んでいく!
想定外の異動で新たな可能性を発見

2018年入社
陸上職事務系
キャリア1挑戦の一歩は運航業務から
新卒で配属された鉄鋼原料を扱う運航業務では、船舶の運航計画や顧客対応に取り組みました。メール一通にも苦労しながらも、丁寧なコミュニケーションとリスク管理を学び、地道な努力で信頼関係を築いていきました。
キャリア2グローバルビジネスの最前線へ
国内営業から海外営業へと異動し、異文化や商習慣の違いに対応しながら顧客ニーズに応える日々。新たな市場の開拓に挑戦し、国際的な視点を広げることで、自信と実績を積み上げました。
キャリア3全社規模の改革に挑む
経営企画部で、働き方改革の一環となる社内リノベーションプロジェクトを担当。多様な社員の意見を調整しながら、最適な解決策を導き出す難しさを実感しつつ、調整力と広い視野を養いました。
キャリア4グループ会社との架け橋に
現在はグループ会社管理や方針づくりを担当。社長や役員との対話を重ねる中で、丁寧な説明と信頼構築を重視。「本社の人」としての立場を活かし、相手の意図を汲みながら効果的に伝える力を磨いています。
未来の自分への期待
運航業務から海外営業、経営企画部での全社規模プロジェクトやグループ会社の管理まで、多彩な経験を積み上げてきました。スペシャリストとゼネラリストの道を模索しながら、さらなる挑戦に備えています。「まずは飛び込む」という信念で新しい可能性を切り開いていきます。
リーダーの立場がもたらした変化
チームをまとめるために必要なこと

2006年入社
陸上職事務系
キャリア1チームをまとめるために必要なこと
私は山口県で生まれ育ち、地元の金融機関に就職しましたが、東京で働き続けたいという思いから転職を考えました。当時一緒に仕事をしていたファンドマネジャーから「商船三井は面白い会社だ」と聞き、応募を決意しました。海運業は島国日本にとって究極のインフラだと考えており、社員の明るさや自由な社風も魅力的でした。
キャリア2初めての船の仕事
2009年に油送船部へ異動し、初めて船に関わる仕事を始めました。当時、船の専門用語や技術には全く触れたことがなく、最初は何が起きているのかすらわからない状態でした。先輩や船員の方々に教わりながら、少しずつ理解を深めていきました。お客様からの質問に答えるたびに知識が増え、1年後に乗船研修を受けたときは、船の全体像をしっかりと掴むことができたのが大きな自信になりました。
キャリア3社長秘書としての挑戦
秘書室に異動し、社長秘書を務めた際は、スケジュール管理や会議準備などに追われ、毎日があっという間に過ぎていきました。ミスが許されない環境でしたが、業務改善には常に意欲的でした。特に、年末年始の挨拶回りを効率化するため、ドライバーさんと協力して訪問ルートを再編成したり、スケジュールを自動計算するツールを作成するなど、小さな改善を積み重ねてきました。この経験で得たスピード感や判断力は、私の財産です。
キャリア4北米駐在で得たもの
2019年には北米ヒューストンに駐在し、シェールガスやシェールオイルのプロジェクトに携わりました。言葉の壁に悩む日々でしたが、翻訳ツールを活用し、現地スタッフにも助けられながら業務を進めました。最初は恥ずかしい思いをすることも多かったですが、地道に努力を重ねることで仕事を楽しめるようになり、国際的な視点を持つことができました。
キャリア5再び秘書チームへ
帰国後、秘書チームのリーダーとして復帰しました。メンバーそれぞれの業務スタイルを尊重しながら、業務標準化やバックアップ体制の構築を進めました。特に、担当秘書が重要な業務に集中できるようサポートチームを設置したことで、全体の負担軽減に繋がりました。一人一人と向き合うことで信頼関係を築き、チーム全体で協力する環境を整えることができたと思います。
今後のキャリア
多様な状況にある人たちが力を発揮できる環境を作りたいと考えています。私自身も新しい挑戦を続けながら、仲間と共に会社や社会に貢献できるよう尽力していきます。