NGOによる保育施設新設プロジェクトへの支援

12月10日(木)、当社派遣団は当社から資金援助を行うことが決定した、マエブール・エスポワール(Mahebourg Espoir)を訪ねました。マエブール・エスポワールは油濁エリアからほど近い地域であるマエブール(*)で経済的に恵まれない住民を支援する地元のNGOで、家庭の経済事情などを理由に学校に通えなくなった子ども達のための教育施設、マエブール・エスポワール教育センター(Mahebourg Espoir Education Centre、以下「MEEC」)を運営しています。
(*) 地域では海や漁業に頼る生活を送る方が多く居住しています。

MEECでは整備された中古コンテナを繋げた教室のほか、体育館や様々な作業室、音楽やパソコンなど、さまざまな技能を学べる施設も備え、現在約50名の生徒が学んでいます。また団体では経済的に貧しい地区の中にある保育施設の支援も行っており、現在2歳から5歳までの子ども約25名が通っていますが、この施設では現在小さなアパートの一室で一人の保育者がすべての子供の世話をしており、法定基準に満たない施設の状況により、閉鎖の危機に瀕しています。この状況に対してマエブール・エスポワールがMEEC内により多くの子供を受け入れられる新しい保育施設を設置する計画を立ち上げたことを知り、当社では地域と子供のための意義あるプロジェクトとして資金援助を決定しました。

派遣団メンバーは覚書の締結と共にMEECの生徒たちの前でスピーチを行い、持参したTシャツなどの配布を行いました。当社は今後もモーリシャスの方たちと共に、現地コミュニティへの貢献活動を続けて参ります。

MEECの生徒たちの前でスピーチを行う派遣団メンバー
覚書締結の様子
(左端がマエブール・エスポワール副代表のAnnick女史)
生徒たちに地元で制作したオリジナルTシャツとマスクを手渡す派遣団メンバー
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