漁業従事者支援活動における地元NGOとの連携(2)

トロウ・ド・ドース(Trou d‘Eau Douce)はモーリシャス東岸に位置し、油濁事故後にモーリシャス政府が定めた漁業制限区域に含まれました(現在は解除済)

7月28日(水)、本年2月に開始された支援活動に関して、駐モーリシャス日本国特命全権大使の川口周一郎氏、国際NGO Caritas Mauritius事務局長のパトリシア・アデル・フェリシテ女史、MOL (Mauritius) Ltd代表の山下が出席し、漁業従事者とその家族への支援品寄贈式がトロウ・ド・ドースにて執り行われました。

このプロジェクトでは、困難な状況を切り抜けるための手段を提供することを目的に、漁業従事者への物資支援、代替生計手段に関するトレーニング、就学困難な地域の子どもたちへの教育支援、学校の備品に対する財政支援などを行っており、90名超の漁業従事者へ漁具(魚やロブスター用の罠、網、釣糸、釣針)が提供されたほか、約100世帯が家庭菜園や養鶏のトレーニングを受け、100名超の児童が学費や教材、制服などの支援を受けています。
寄贈式ではフェリシテ女史のスピーチの中で、現場に根差した当社の活動について温かく触れて頂く場面もありました。

当社は今後も、現場のニーズに寄り添った支援を続けてまいります。

寄贈式の様子
駐モーリシャス日本国特命全権大使川口氏(1枚目写真左)とMOL(Mauritius)Ltd.代表山下から子どもたちへ就学用品が寄贈されました

寄贈された材料を用いた漁具の作り方実演

その日水揚げされた食材を使った料理を囲む寄贈式後の晩餐会の様子

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