社会福祉活動を行うNGOへの支援

2022年12月15日(木)、MOL(Mauritius)Ltdが、モーリシャスにおける企業の社会的責任制度(CSR)(註1)を活用し、資金援助を行うことを決定したCentury Welfare Association (註2)(以下、CWA)を、同社代表の山下が訪問しました。

CWA はポートルイス郊外に拠点を置く慈善団体で、障がいのある方々のための特別支援学校や、子どもから大人まで様々な世代を対象としたコンピューター技能訓練、女性の自立支援を目的とした料理や裁縫の技能習得プログラムなど、様々な支援活動を実施しています。今回の支援は、施設で使用される、新たな身体治療機器の購入に充てられます。

(註1) Corporate Social Responsibility (CSR)とは
モーリシャスでは国内で登記を行う法人に対し、前年の課税所得の2%に相当する金額を、国家の社会福祉基金へ納めることが義務付けられています。また2019年以降、CSRとして納めた資金の一部を、教育や健康促進、環境保全活動を行う、政府指定の非営利団体へ寄付を行うことも認められています。
参考元:The Mauritius Revenue Authority (MRA)

(註2) Century Welfare Association (CWA)
1969年にモーリシャスを拠点として設立されたNGO団体。地域住民の社会福祉の促進および強化を使命として活動を行っています。
Century Welfare Association (centuryassociation.org)

当NGO事務局長であり、カウンセラーおよび理学療法士でもある シャフィーク・ピア 氏(左から二番目)と、創設メンバーの一人であるサイード・ニサ氏(左から三番目)、MOL(Mauritius)Ltd代表山下(右)

【商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題として特定した「サステナビリティ課題」への対応を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献します。
本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Human & Community 人の活躍と地域社会の発展」にあたる取り組みです。

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