公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金 NGO主催のプロジェクト修了式典に出席
2024年6月6日(木)、公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金 (以下、「基金」) (註1)の助成団体、JA Mascareignes(註2)による「GREENT PROJECT」の修了式がManilal Doctor State Secondary School(以下MD SSS)(註3)で開催され、基金の運営委員長の代理として、MOL(Mauritius)Ltd.代表の菅野が出席しました。
「GREENT PROJECT」は持続可能な経済の発展と、環境意識の高い起業家の育成を目的としています。一方、MD SSSは環境教育に積極的に取り組んでいる、モーリシャス国内の中等教育学校で、地元NGO団体のPrecious Plastic(註4)と協力した校内ごみ分別の推進や、Mauritius Wildlife Foundation(註5)が主催するイグレット島での環境保護活動を実施しています。こうした取り組みから、同校はJA Mascareignesによる同プロジェクトを教育プログラムの一環として導入し、2024年4月末~5月末にかけて実施しました。
修了式には、情報技術、通信、イノベーション大臣(Minister of Information Technology, Communication and Innovation, Deepak Balgobin)のディーパック・バルゴビン氏が主賓として出席しました。当日は、「GREENT PROJECT」を受講した学生の成果を祝い修了証が手渡されるとともに、より緑豊かな未来を育むという願いを込めて、学校敷地内に記念の植樹を行いました。
当社はこれからも基金を通して、モーリシャスの持続可能な開発に貢献する、次世代に向けた取り組みを支援していきます。
(註1) 認定特定公益信託「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」の詳細については、以下ウェブサイトをご参照ください。
公益信託商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金 (mol-mauritius-fund.jp)
(註2) JA Mascareignesとは
「若者がスキルやマインドセットを身につけ、繁栄するコミュニティを築くことができる世界」をビジョンとするネットワーク、「JAワールドワイド」の中の、地域組織の一部。持続可能性、STEM教育、経済学、市民権、倫理など効果的な講座を提供している。プロジェクトの詳細については、以下ウェブサイトをご参照ください。
プロジェクト詳細_JAMascareignes (mol-mauritius-fund.jp)
(註3) Manilal Doctor State Secondary Schoolとは
モーリシャスにある公立の中等教育学校で、女子生徒を対象とした中高一貫教育を提供
https://www.facebook.com/MDSSS/
(註4) Precious Plasticは、マエブールのポワントデスニー地区を拠点として2019年にゴミの回収、リサイクルを目的として設立されたNGO。海岸やマングローブ生息地の清掃や、地元家庭を巡回して回収したプラスチックを用いたコースターやアクセサリーの制作などを行う。
Precious Plastic Mauritius - NGO providing solutions to recycle plastic waste
(註5) Mauritius Wildlife Foundationとは
モーリシャスに生息する希少種保全に取り組むNGOで、当社基金でも助成している。
プロジェクト|公益信託商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金 (mol-mauritius-fund.jp)


